カタリナ彗星が6等台
1月にカタリナ彗星(C/2013 US10)が6等台で見えると予想されている。うしかい座から北斗七星のあたりを移動しており、中旬ごろまでは未明から明け方に見やすく、下旬からは周極星となって一晩中観察可能になる。とくに注目は、2日前後のアルクトゥールスとの大接近と、17日ごろの回転花火銀河M101との大接近だ。アルクトゥールスや北斗七星を目印にして、双眼鏡で眺めたり天体写真に収めたりしてみよう。
深夜から未明の空での見え方。彗星の明るさや尾は大げさに表現している。クリックで拡大
赤道座標の星図。1月10日が新月で、この前後がとくに観察や撮影のチャンス。彗星の明るさや尾は大げさに表現している。クリックで拡大
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