板垣さん山本さん中村さん、いて座に明るい新天体を発見

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山形県の板垣公一さんが10月12日、いて座に約11等級の明るい新天体を発見した。愛知県の山本稔さん、三重県の中村祐二さんも独立発見している。現在のところ正体はわかっていない。

【2026年10月15日 高橋進さん/CBAT】

国際天文学連合の突発天体報告サイト(CBAT "Transient Object Followup Reports")によると、山形県の板垣公一さんが、10月12日9時35分ごろ(世界時。日本時では18時35分ごろ)に撮影した画像から、いて座に10.8等(ノーフィルター)の新天体を発見しました。ほぼ同じタイミングで、愛知県の山本稔さんと三重県の中村祐二さんも同じ天体を発見し、報告をされています。

いて座の新天体
いて座の新天体(撮影:板垣さん)

新天体の位置
新天体の位置。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成)

新天体は発見後さらに明るさを増していき、10月14日現在では8等まで明るくなっています。また、Gaia DR2のデータではこの位置に15.9等(G等級)の天体があり、この天体が増光したとすれば増光幅8等ということになります。

光度曲線
新天体の光度曲線(CBAT、VSOLJデータより高橋さん作成)

天体の正体(新星、矮新星など)を探るためにスペクトル観測なども行われていますが、現在のところ、はっきりしていません。通常の古典的新星ではない可能性もあり、観測が続けられています。19時ごろに高度20度と低く、観測条件はあまり良くありませんが、光度変化を含め今後の様子に注目です。

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