「エクリプスナビゲータ4」4.0aアップデータ公開 実測時間の不具合修正

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日食撮影+シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ4」の4.0aアップデータを公開しました。テスト撮影の実測時間が実際より短くなりスケジュールが重複することがある不具合を修正しました。

【2019年6月21日 アストロアーツ

今回の4.0aアップデータでは、テスト撮影で複数枚数の撮影時間(待ち時間および切替時間を含む)が計算されず、実測時間が撮影に要する時間より短く表示される不具合に対応しました。実際と異なる実測時間で作成した観測スケジュールを本撮影で実行すると、重複により設定した時刻に撮影が開始されないことがあります。

アップデータページより4.0aアップデータをダウンロードしインストールを行うことで、エクリプスナビゲータ4が最新の状態に更新されます。

4.0aアップデータのインストール後に再度テスト撮影を行い、実測時間で観測スケジュールが重複しないことをご確認ください。実測時間に重複がある場合は、観測スケジュールの時刻に余裕を持たせたり、撮影枚数を減らしたりするなど設定を変更し、再度テスト撮影を行って実測時間をご確認ください。

※ エクリプスナビゲータ4登録ユーザー様には、すでにメールにてご案内申し上げております。この度は大変ご不便ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

エクリプスナビゲータ4
「エクリプスナビゲータ4」で作成した観測スケジュールでテスト撮影を実行中。画像クリックで表示拡大

〈エクリプスナビゲータについて〉

「エクリプスナビゲータ」は、ベッセル要素や月縁データを用いて高精度で日食をシミュレーションするソフトウェアです。事前準備では見え方や撮影の構図を調べられ、日食当日にはカウントダウン機能でリアルタイムに接触時刻を確かめられます。また、前バージョン「エクリプスナビゲータ3 カメラ制御機能付き版」から搭載された自動撮影機能を使うと、撮影時におけるカメラの設定変更の煩わしさから解放されるので、皆既日食のハイライトを観察して楽しむことができます。

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