星ナビ5月号は「波動駆動赤道儀」と「ステラショット2」
【2020年3月31日 星ナビ編集部】
野々村和洋さんが撮影した、ペルセウス座の二重星団に近づくパンスターズ彗星(C/2017 T2)です。本誌では急増光で話題のアトラス彗星(C/2019 Y4)についても紹介します。
望遠鏡架台の新しい技術潮流 波動駆動赤道儀
星雲星団を撮影するのに必須な「赤道儀」。従来型の「ウォーム・ウォームホイール」を用いた赤道儀は、性能が優先され重く持ち運びが不便でした。しかし、近年登場の「波動駆動赤道儀」はオートガイドで精度をカバーすることができ、さらにウェイトが不要かつコンパクトであることなどから注目されています。仕組みと使いこなし方を含め、さらなる展開が楽しみな波動駆動赤道儀について紹介します。
星雲・星団撮影は「ステラショット2」でスマートに
天体撮影ソフトウェア「ステラショット2」が3月26日に新発売!「GearBox」の使用での操作の無線化や、極軸望遠鏡なしでの極軸合わせ「スーパー・ポーラー・アライメント」、インターバル撮影、人工衛星の待ち伏せ撮影など天体写真撮影者が欲しかった機能が満載で、紹介を読めばさらに「ステラショット2」が欲しくなるかも!?実際の撮影手順を辿りながら、新機能を中心に紹介します。
海洋生物学で探る かに座の蟹の正体
黄道12星座の一つで、春に見ごろを迎える「かに座」。実は星座絵によって様々な姿で描かれているのを知っていますか?中にはエビのような姿をした「かに座」も!?海洋生物学を学ぶ小島さんが、それぞれのかに座の特徴からカニの種類の特定に挑戦します。
宇宙で働く2 プラネタリウム解説者編
星空の魅力を案内する「プラネタリウム解説者」。そんな姿に憧れる人は多いですが、憧れだけでは務まらない実態があります。解説以外の仕事やプラネタリウム業界での就職事情について新卒一年目の若手解説員が語ります。さらに先輩解説員にも自分の経験や仕事のやりがいについて伺いました。
エーゲ海の風14 輝けるハイスペック男神アポロン
太陽神アポロンは予言や医療、音楽など多くを司る人気の神です。外来の神でありながらも最も成功した神となったのはどうしてでしょうか。アポロンが司る「予言」に注目し、彼が人気になるまでの道筋や聖地、星座神話を紹介します。
日食カウントダウン アフリカ~台湾金環日食の全体像
6月21日の日食の行き先は決まりましたか?今回の日食は太陽と月の見かけの大きさの差が小さい「極細金環日食」。さらにアフリカからインド、中国、台湾と、金環食帯の8割が陸上を占める珍しい経路です。日食の全体像に加え、オマーン、インド、台湾での見え方を紹介します。
カメラ&天文機材が目白押し! CP+バーチャルレポート
2月27日に行われるはずだった「CP+2020」が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止になりました。メーカーから公表されている情報や出展メーカーへの独自取材をもとに、カメラや天文機材についてバーチャルレポートしました。
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