坪井さんがさんかく座の銀河に超新星2013fbを発見

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【2013年9月2日 CBET 3643】

坪井正紀さんが8月27日、さんかく座の銀河IC 221に超新星2013fbを発見した。坪井さんの超新星発見は今年2個目、通算で10個目となる。


超新星2013fbの発見画像

超新星2013fbの発見画像(画像右上、印の箇所)。クリックで拡大(撮影:坪井正紀さん)

広島市の坪井正紀(つぼいまさき)さんが8月27.683日(世界時)、さんかく座方向の銀河IC 221に超新星2013fbを16.0等で発見した。超新星の位置は以下のとおり。

  赤経  02時22分42.07秒
  赤緯 +28度16分01.2 秒(2000.0年分点)
  IC 221周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星

美星天文台(岡山県)や広島大学東広島天文台(広島県)での分光観測から、極大前後のIa型超新星とみられる。

坪井さんによる超新星発見は今年1月以来で、通算10個目(独立発見を含む)となった。


超新星2013fbの位置

この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ご利用の方は、ステラナビゲータを起動後まず「ツール」メニューから「データ更新」を行い、新天体データを取得してください。

また、オンラインで新しいデータや番組を入手できる「コンテンツ・ライブラリ」メニューでは、星図に一覧表示できる「日本人が発見した超新星」も公開しています。あわせてお楽しみください。

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