PCで星空を楽しむソフト「ステラナビゲータ10」の10.0jアップデータを公開
【2018年4月24日 アストロアーツ】
25年の歴史を持つ「ステラナビゲータ」は、日本で最も広く使われているパソコン用天文シミュレーションソフトです。高精度な天文計算エンジンによって様々な天文現象を正確に再現し、天体望遠鏡をPCに接続して観測に使うこともできます。また、多数の星空解説番組を収録しており、ご家族でプラネタリウム番組を楽しんでいただくこともできます。
ステラナビゲータ10のシミュレーション機能。画像クリックで表示拡大
このたび公開した「ステラナビゲータ10」の「10.0jアップデータ」では、多くのユーザーの皆様よりいただいたご意見やご要望を反映して多数の修正や改善を加えています。主な修正点は以下の通りです。
- 探査機「はやぶさ2」や「ドーン」、「ジュノー」の軌道データを更新
- タッチ操作による天体情報パレット表示への対応と、ペンタブレット操作の動作不良解消
- 一部の人工衛星の位置が正しく再現できない問題を修正
- 天文現象や満月、月食など暦の計算精度を向上し、天文現象の検出漏れを解消
- 星図をプリンタで出力する際に、一部の天体が印刷されない、位置がずれるなどの問題を解消
- プラネタリウム番組の字幕表示がにじんだり、一部が表示されないことがある問題を修正
- マウス位置の座標表示をJ2000黄道座標にできない問題を修正
さらに詳しい修正内容は、ステラナビゲータアップデータページに掲載されているリリースノートをご覧ください。
小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」への到着はもちろん、火星の大接近や今年2度目の皆既月食も楽しみな今夏の夜空を、事前にステラナビゲータ10で調べてみてはいかがでしょう。活用例ページ「火星をシミュレーション」では、火星大接近を例にして、ステラナビゲータ10の使い方を解説しています。
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