ふたご座流星群が極大
毎年12月14日ごろに見られるふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ三大流星群の一つだ。小惑星ファエトンの通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで、上空100km前後で発光して見える。
予測極大時刻は15日3時で、放射点のあるふたご座が高く上る時間帯、しかも月齢3で月明かりのじゃまがないという最高の条件だ。空の条件の良いところでは1時間あたり50個以上、空が明るいところや視界が開けていないところで実際に見えるのは20~30個ほどと予想される。
ふたご座流星群は毎年条件にかかわらず明るい流れ星が見られるので、宵のころでも見つけやすいだろう。防寒の準備を万全に。
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