中国、3年ぶりの有人宇宙船「神舟11号」打ち上げ、「天宮2号」にドッキング成功
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10月17日、2人の宇宙飛行士を乗せた中国の宇宙船「神舟11号」が打ち上げられた。同機は19日に中国宇宙ステーションの実験モジュール「天宮2号」にドッキングし、宇宙飛行士たちが30日間の宇宙滞在を開始した。
【2016年10月19日 China Space Report】
2人の宇宙飛行士、景海鵬さんと陳冬さんを乗せた中国の有人宇宙船「神舟11号」が、10月17日（日本時間、以下同）に中国・酒泉衛星発射センターから長征2号Fロケットで打ち上げられた。
同機は19日早朝に、先月打ち上げられ約400km上空を飛行中の宇宙ステーション実験モジュール「天宮2号」から、約52kmの位置に到着した。その後、神舟11号は自動操作で天宮2号へと接近し、最後には手動操作が行われて、両機は無事ドッキングに成功した。
圧力調整を実施した後、景さんと陳さんが天宮2号の室内に入り、30日間の宇宙滞在を開始した。
天宮2号に入室した景海鵬さんと陳冬さん（出典：China Central Television）
中国の有人宇宙飛行は、2013年以来で6回目（うち、宇宙船のドッキングは3回目）のこととなる。
〈参照〉
- China Space Report： Shenzhou 11 successfully docked with Tiangong 2
- China Tiangong-2 Space Lab Launch (CCTV.com English)： http://english.cctv.com/special/shenzhou_tiangong/
〈関連リンク〉
- CMS (China Manned Space)： http://en.cmse.gov.cn/
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