2007年 12月

今月は夜が長い。日没後すぐに夜空を見上げると、そこには取り残されたかのように秋の星座が輝いている。天頂にある秋の四辺形や、北極星の目印となるカシオペヤ座が見つけやすいだろう。北東のペルセウス座に位置するホームズ彗星は、急増光から1か月以上過ぎたとはいえ、まだ見続ける価値がある。

午後9時を過ぎると、東の空から昇ってきた冬の星座が目立ちはじめる。全天一明るい恒星・おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウス、そしてやや遅れて昇ってくるこいぬ座のプロキオンが作る「冬の大三角形」が目印。しかし、今年はすぐ上の赤い星につられて、四辺形のように見えてしまうかもしれない。

その星は、19日に地球最接近を迎える火星だ。今回は地球との距離があまり近くないが、それでもシリウスをわずかに上回るほどの明るさ。今月はふたご座の足もとで動き回っている。

ふたご座といえば、14日に極大となるふたご座流星群。今年は早い時間帯に月が沈むので、暗い空の中で観察できる。最近は年ごとに流星の出現数が増えており、必見の天文現象だ。

今月の星空12月

全天星図

図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。

今月の惑星12月

水星

上旬 中旬 下旬
等級 -0.8 -0.9 -0.9
視直径 4.7" 4.6" 4.7"
星座 さそり へびつかい いて
現象
  • 18日 外合
  • 21日 木星に最接近

金星

上旬 中旬 下旬
等級 -4.2 -4.1 -4.1
視直径 17.2" 16.1" 15.1"
星座 おとめ てんびん てんびん
現象

火星

上旬 下旬
等級 -1.4 -1.5
視直径 15.4" 15.8"
星座 ふたご ふたご
現象

木星

上旬 下旬
等級 -1.8 -1.8
視直径 31.7" 31.6"
星座 いて いて
現象
  • 21日 水星に最接近
  • 23日 合

土星

上旬 下旬
等級 0.6 0.6
視直径 18.1" 18.8"
星座 しし しし
現象

天王星・海王星・冥王星

天王星(中旬) 海王星(中旬) 冥王星(中旬)
等級 5.9 7.9 14.0
視直径 3.5" 2.2" 0.1"
星座 みずがめ やぎ いて
現象
  • 10日 天王星が東矩