「はやぶさ」のサンプルコンテナに微粒子の存在を確認

【2010年7月6日 JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」のサンプルコンテナの開封作業を6月24日から進めていたが、コンテナ内から取り出されたサンプルキャッチャ内に微粒子の存在を確認したと発表した。


(フタを開封したサンプルコンテナの画像)

フタを開封したサンプルコンテナ(6月28日撮影)。クリックで拡大(提供:JAXA、以下同様)

(サンプルキャッチャ内の微粒子をマニピュレーターで試験的にピックアップしている様子の画像)

サンプルキャッチャ内の微粒子をマニピュレーターで試験的にピックアップしている様子(6月29日撮影)。下側の光る筋がマニピュレーター。先端の黒っぽい粒が微粒子。黒い筋はマニピュレーターの影。クリックで拡大

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、神奈川県相模原市にある相模原キャンパス内に設置されたキュレーションセンターと呼ばれる専用施設で、6月24日からNASAと共同でサンプルコンテナの開封作業を進めてきた。

作業では、まず「はやぶさ」のカプセルの中心に設置されていたサンプルコンテナが開封され、続いてコンテナのフタが開けられてサンプルキャッチャが取り出され、その内部から微粒子が発見された。

公開された画像には、マイクロマニピュレーターと呼ばれる、先端直径が1μm(マイクロメートル:1mmの1000分の1)以下の石英針がサンプルキャッチャ内の微粒子を試験的に取り上げている様子がとらえられている。

現時点で、この微粒子が小惑星イトカワの物質か地球上の物質かは不明で、今後詳細な検討が進められる。

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