2022年7月の星空

今月の注目は2回の食現象。まず1つ目は10日の深夜に起こる2等星ジュバの食だ。さそり座の頭部に輝く明るい星が22時ごろに、月の暗い縁にスッと隠される様子を全国で見られる。

2つ目は21日深夜から22日未明に起こる火星食で、主に東日本で見られる。東の空に昇ったばかりの月の暗い縁から、火星がじわじわと現れてくる光景が楽しめるだろう。どちらの食も肉眼でも見えるが、双眼鏡や天体望遠鏡を使うとより見やすくなる。晴れたらぜひ観察してみよう。

七夕の主役、織女星ベガと牽牛星アルタイルは、7月の宵空では南天の高いところではなく東天の見やすい高さに輝く。伝統的七夕を大切にするのはもちろんだが、新暦の七夕を楽しみ夜空を眺めることも、当然良いことだ。短冊に星空に、平和や健康を願いたい。

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全天星図

全天星図

東京で15日の20時ごろ、南に向かって見上げたときの星空です。月初は21時ごろ、月末は19時ごろに同じような星空になります。
大阪では約20分後、福岡では約40分後に同様の星空になります。


主な天文現象

2日ごろ 金星とアルデバランが接近
8日ごろ くじら座ο星ミラが極大のころ
10日(日) さそり座δ星ジュバの食
14日(木) スーパームーン
22日(金) 火星食/月と火星が大接近
27日(水) 細い月と金星が接近
30日(土) みずがめ座δ南流星群が極大
カレンダー(月齢と天文現象)

惑星

水星

上旬 中旬 下旬
等級 -1.1 -2.0 -1.2
視直径 5.6″ 5.1″ 5.1″
星座 おうし ふたご かに

現象

  • 16日 外合
  • 30日 細い月と接近

金星▶ 特集ページ

上旬 中旬 下旬
等級 -3.9 -3.9 -3.9
視直径 11.7″ 11.3″ 10.9″
星座 おうし おうし ふたご

火星

上旬 下旬
等級 0.4 0.3
視直径 7.3″ 8.0″
星座 うお おひつじ

木星

上旬 下旬
等級 -2.5 -2.6
視直径 41.4″ 44.1″
星座 くじら くじら

現象

  • 19日 月と並ぶ
  • 29日 留

土星▶ 特集ページ

上旬 下旬
等級 0.5 0.4
視直径 18.3″ 18.6″
星座 やぎ やぎ

現象

  • 15日 月と並ぶ
  • 18日 デネブアルゲディと最接近

天王星・海王星

天王星(中旬)海王星(中旬)
等級 5.8 7.9
視直径 3.5″ 2.3″
星座 おひつじ うお

現象