2022年6月の星空

6月は一年で最も夜が短い時季だが、今年はその短い夜が明けるころ、すべての惑星が空に上っている。南の空の土星から始まり、南東に海王星・木星・火星、東に天王星、東の低空に金星水星(中旬以降)という並びだ。20日ごろからは月もこれらの列に加わり、さらににぎやかさを増す。動画で見え方を確認して、翌朝の天気予報も確認して、惑星ウォッチングを楽しみたい。

短い夜の間にも数々の星座が見える。天頂付近を北から南へと大きく横切る「春の大曲線」は、星空の春と夏の境界線のようでもあり、これより東が初夏~夏の星座と見ることができそうだ。うしかい座のアルクトゥールスとこと座のベガ、2つの輝星の間に広がる、かんむり座とヘルクレス座を見つけてみよう。曇りや雨の夜には新刊『スマホで楽しむ星座入門』で、星座の見どころや神話などを調べてみてはいかが。

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全天星図

全天星図

東京で15日の20時ごろ、南に向かって見上げたときの星空です。月初は21時ごろ、月末は19時ごろに同じような星空になります。
大阪では約20分後、福岡では約40分後に同様の星空になります。


主な天文現象

12日ごろ 金星と天王星が大接近
16日(木) 水星が西方最大離角
22日(水) 月と木星が接近
23日(木) 月と火星が大接近
24日ごろ 明け方の空に全惑星が見える
24日ごろ 金星とプレアデス星団が並ぶ
26日(日) 細い月と金星が並ぶ
カレンダー(月齢と天文現象)

惑星

水星

上旬 中旬 下旬
等級 2.0 0.7 -0.2
視直径 10.5″ 8.5″ 6.7″
星座 おうし おうし おうし

現象

  • 3日 留
  • 3日 天王星と最接近
  • 16日 西方最大離角
  • 21日 金星と最接近
  • 23日 アルデバランと最接近
  • 27日 細い月と並ぶ
  • 28日 細い月と並ぶ

金星▶ 特集ページ

上旬 中旬 下旬
等級 -4.0 -3.9 -3.9
視直径 13.4″ 12.7″ 12.2″
星座 おひつじ おひつじ おうし

火星

上旬 下旬
等級 0.6 0.5
視直径 6.5″ 7.0″
星座 くじら うお

木星

上旬 下旬
等級 -2.3 -2.4
視直径 37.8″ 40.1″
星座 うお うお

現象

土星▶ 特集ページ

上旬 下旬
等級 0.7 0.6
視直径 17.5″ 18.0″
星座 やぎ やぎ

現象

  • 5日 留
  • 19日 月と接近

天王星・海王星

天王星(中旬)海王星(中旬)
等級 5.8 7.9
視直径 3.4″ 2.3″
星座 おひつじ うお

現象