2022年4月の星空

先月に引き続き、明け方の南東の空で惑星がにぎやかだ。最も目立つのは明けの明星の金星で、その右上(南寄り)に火星と土星が並んでいる。火星と土星は5日ごろに大接近し、月末ごろには大きく離れる。また下旬からは木星も見え始め、月末から来月初めに金星と木星が大接近する。惑星の並び方を毎朝日課として確認するのも楽しそうだ。

比較的見やすい惑星のうち残る1つ、水星は中旬から下旬に夕空で見やすくなる。下旬には「曜日の星=日(太陽)・月・火~土星」を一日で全部見られるチャンスもあるかもしれない。

宵空には春の大曲線や春の大三角が見えるようになり、春の星々の訪れを感じられる。うみへび座・おとめ座・おおぐま座と、面積の広い星座トップ3が勢ぞろいするこの時季、気持ちも大きくゆったりと空を見上げたい。

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全天星図

全天星図

東京で15日の20時ごろ、南に向かって見上げたときの星空です。月初は21時ごろ、月末は19時ごろに同じような星空になります。
大阪では約20分後、福岡では約40分後に同様の星空になります。


主な天文現象

5日ごろ 火星と土星が大接近
12日(火) しし座η星の食
13日(水) 小惑星アフティによるぎょしゃ座θ星マハシムの食
15日(金) おとめ座γ星ポリマの食
21日ごろ はくちょう座χ星が極大のころ
23日(土) 4月こと座流星群が極大
27日(水) 細い月と金星が並ぶ
29日(金) 水星が東方最大離角
30日ごろ 水星とプレアデス星団が大接近
カレンダー(月齢と天文現象)

惑星

水星

上旬 中旬 下旬
等級 -1.9 -1.2 -0.2
視直径 5.1″ 5.7″ 7.1″
星座 うお おひつじ おひつじ

金星▶ 特集ページ

上旬 中旬 下旬
等級 -4.3 -4.2 -4.1
視直径 20.8″ 19.0″ 17.5″
星座 みずがめ みずがめ みずがめ

現象

火星

上旬 下旬
等級 1.0 0.9
視直径 5.3″ 5.6″
星座 やぎ みずがめ

木星

上旬 下旬
等級 -2.0 -2.1
視直径 33.5″ 34.4″
星座 みずがめ うお

現象

  • 12日 海王星と最接近
  • 28日 細い月と並ぶ

土星

上旬 下旬
等級 0.9 0.8
視直径 15.9″ 16.3″
星座 やぎ やぎ

現象

天王星・海王星

天王星(中旬)海王星(中旬)
等級 5.9 8.0
視直径 3.4″ 2.2″
星座 おひつじ みずがめ

現象

  • 5日 海王星:木星と最接近
  • 18日 天王星:水星と最接近
  • 28日 海王星:金星と最接近