2022年3月の星空

2022年の前半は肉眼で見やすい惑星が全て未明~明け方の空にある。宵空には惑星が見えないものの、早起きすれば一度に多くの惑星を目にできるという楽しみがあるわけだ。今月は明けの明星の金星と火星が接近して見え、下旬になると土星が加わる。金星と土星は月末に最接近、また月末から来月初めにかけては火星と土星が大接近と、日々変化する並び方から目が離せない。

明るい惑星がなくても、冬から春の星々が輝く宵空も、もちろん美しい。オリオン座やふたご座などの1等星6個を含む大きな六角形「冬のダイヤモンド」や、その中央付近で光るベテルギウス、東の空を駆け上ってくるしし座、北東の空高く架かる北斗七星など、明るい星や形のわかりやすい星座などがたくさん見つけられるだろう。かに座のプレセペ星団を双眼鏡で眺めたり、様々な銀河の写真を撮ったりするのも面白い。朝は夜明けの早さに、夜は星座の傾きに、春の訪れを感じよう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

全天星図

全天星図

東京で15日の20時ごろ、南に向かって見上げたときの星空です。月初は21時ごろ、月末は19時ごろに同じような星空になります。
大阪では約20分後、福岡では約40分後に同様の星空になります。


主な天文現象

3日ごろ 水星と土星が大接近
16日ごろ 金星と火星が接近
20日(日) 金星が西方最大離角
22日(火) てんびん座α2星ズベンエルゲヌビの食
29日ごろ 金星と土星が接近
カレンダー(月齢と天文現象)

惑星

水星

上旬 中旬 下旬
等級 -0.1 -0.4 -1.1
視直径 5.6″ 5.2″ 5.0″
星座 やぎ みずがめ みずがめ

現象

金星▶ 特集ページ

上旬 中旬 下旬
等級 -4.5 -4.4 -4.4
視直径 29.8″ 26.2″ 23.3″
星座 いて やぎ みずがめ

火星

上旬 下旬
等級 1.2 1.1
視直径 4.8″ 5.1″
星座 いて やぎ

現象

木星

上旬 下旬
等級 -2.0 -2.0
視直径 33.0″ 33.2″
星座 みずがめ みずがめ

現象

  • 6日 合
  • 21日 水星と最接近

土星

上旬 下旬
等級 0.8 0.8
視直径 15.4″ 15.7″
星座 やぎ やぎ

天王星・海王星

天王星(中旬)海王星(中旬)
等級 5.8 8.0
視直径 3.5″ 2.2″
星座 おひつじ みずがめ

現象

  • 14日 海王星:合
  • 24日 海王星:水星と最接近