天体画像処理ソフトウェア StellaImage Ver.6 ステライメージ Ver.6

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レベル調整

一般的な画像処理ソフトにも必ず搭載されている機能が、レベル調整(またはレベル補正)です。画像に含まれる階調について「ここからここまでだけを表示させる」と指定することで明るさやコントラストを調整する、よく使われる機能です。

さて、レベル調整は繰り返せば繰り返すほど画像が荒れるのが通常の画像処理ソフトの「常識」です。切り詰めた範囲外の階調は二度と戻りませんし、少ない階調を無理矢理引き延ばすとグラデーションが消える「トーンジャンプ」を引き起こしてしまいます。

その点ステライメージのレベル調整は、繰り返し行っても画像をまったく劣化させないので、何度でもリトライできます。画面に出力する明るさは変えても、本来の階調は数値データとして保持し続けるからです。

ところで、天体画像の処理で重要なステップとなるのが、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色別にレベル調整し、色調のかたよりをなくして背景の宇宙をニュートラルグレーにすることです。従来は手間のかかりがちな工程でしたが、Ver.6ではレベル調整中に3色のヒストグラムを同時に表示できるようになったので、「3つの山を重ね合わせる」だけで実現します。


レベル調整で変わっていく画像

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