板垣さん、ヘルクレス座の銀河に超新星2011apを発見

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【2011年3月11日 CBET 2670】

山形県の板垣公一さんが2月21日、ヘルクレス座の銀河IC 1277に超新星2011apを発見した。


超新星2011apの出現前後画像

超新星2011apの出現前後画像。クリックで拡大(撮影:板垣公一さん)

山形県の板垣公一さんは、2月21.856日(世界時)に撮影した画像から18.3等の新天体を発見した。スペクトル観測によりこの天体が超新星であることが確認され、「2010ap」の符号がつけられた。板垣さんの観測による超新星の位置は以下のとおりで、ヘルクレス座の銀河IC 1277付近となる。

  赤経  18時10分28.40秒
  赤緯 +31度00分34.2 秒 (2000年分点)
  IC 1277周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星

超新星2011apの位置

この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ステラナビゲータの「ツール」メニューから「データ更新」を実行し、新天体データを取得してください。

また、オンラインで新しいデータや番組を入手できる「コンテンツ・ライブラリ」メニューでは、星図に一覧表示できる「板垣さんが発見した超新星」と「日本人が発見した超新星」も公開しています。あわせてお楽しみください。

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