坪井さんがおおぐま座の銀河に超新星2013Cを発見

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【2013年1月8日 CBET 3375】

坪井正紀さんが1月4日、おおぐま座の銀河PGC 33561に超新星2013Cを発見した。坪井さんの超新星発見は通算で9個目となる。


1月5日に撮影された超新星2013C

1月5日に撮影された超新星2013C(印の箇所)。クリックで拡大(撮影:遊佐徹さん)

広島市の坪井正紀(つぼいまさき)さんが1月4.776日(世界時)、おおぐま座方向の銀河PGC 33561に超新星2013Cを16.5等で発見した。超新星の位置は以下のとおり。

  赤経  11時05分55.22秒
  赤緯 +72度31分20.3 秒(2000.0年分点)
  PGC 33561周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星

美星天文台(岡山県)、広島大学東広島天文台(広島県)、F.L.ホイップル天文台(米アリゾナ州)での分光観測から、極大光度となる直前のIa型超新星と見られる。

坪井さんによる超新星発見は昨年10月以来で、通算9個目(独立発見を含む)となった。


超新星2013Cの位置

この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ご利用の方は、ステラナビゲータを起動後まず「ツール」メニューから「データ更新」を行い、新天体データを取得してください。

また、オンラインで新しいデータや番組を入手できる「コンテンツ・ライブラリ」メニューでは、星図に一覧表示できる「日本人が発見した超新星」も公開しています。あわせてお楽しみください。