工藤・藤川彗星がLASCO/C2の視野に入ってきた

【2003年1月28日 アストロアーツ】

26日のニュース「1月末は工藤・藤川彗星をインターネットで見よう!」でお知らせしたように、現在工藤・藤川彗星(C/2002 X5)が太陽観測衛星SOHOLASCO/C3コロナグラフというカメラの視野に入ってきており、インターネットでそのようすがリアルタイムに見えている。その工藤・藤川彗星が、同じくSOHOのカメラであるLASCO/C2の視野にも見えるようになってきた。

LASCO/C2はLASCO/C3に比べると視野が狭く、それだけに視野の中に彗星が見えている光景はなかなかお目にかかれない。C2の視野の中に見えるのはここ数日ほどだけなので、ぜひお見逃しなく。

SOHOのウェブサイトはhttp://sohowww.nascom.nasa.gov/。こちらのサイトの「THE SUN NOW」や「Latest Images」などのページをご覧いただきたい。彗星はC2の画像内で右の方を上から下に移動している。