2015年12月23日 こぐま座流星群が極大

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12月23日ごろ、こぐま座流星群の活動が極大となる。もともと数が少ないうえに月明かりもあり、見えても1、2個程度だろう。

星図

12月23日ごろ、こぐま座流星群の活動がピークとなる。タットル彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見える。

北極星を含むこぐま座の背中のあたりにある放射点から、1時間あたり数個程度の流星が見られる小規模な流星群だが、時に突発的に出現することもある。

予測極大時刻は23日11時と日中なので、流れ星を期待するなら未明ごろ。とはいえ、空が明るいところや視界が開けていないところでは1時間あたり1、2個見えるか見えないかという程度と予想される。月齢11の月が沈んでいく23日未明から明け方、冬の星座を見るついでに気長に待ってみよう。

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