「ステライメージ7」発売

天体画像処理ソフトウェアの決定版「ステライメージ」が5年ぶりにメジャーバージョンアップしました。

デジタル画像を加工するグラフィックソフトにはさまざまなものがありますが、天体写真の画像処理にはしばしば特有のテクニックが必要となるため、通常のソフトウェアではなかなか思い通りに処理できない場面もあります。「階調を劣化させずに仕上げたい」「ノイズを綺麗に除去したい」「フレーミングがずれた画像を正確に合成したい」―― 天体画像処理ソフトに求められるニーズはさまざまです。

アストロアーツの「ステライメージ」は、淡い星雲から恒星像の明るいピークに至るまで、デジタルカメラのRAW画像や冷却CCD画像に記録された幅広い階調を最大限に活かして作品づくりを行うことができる天体画像処理ソフトです。天体像を美しく表現する豊富な専用フィルターを搭載し、さまざまに条件を変えて試行を繰り返しながら効率よく画像処理ができる操作体系を採用しています。

「ステライメージ7」では、天体画像を見やすくするために黒を基調とするユーザーインターフェースに一新。高精度のコンポジットを実現する画像の自動位置合わせ機能を新たに搭載するなど、多くの機能や操作性が向上しています。画像を美しい作品に仕上げるその威力を、この機会にぜひ実感してください。

画像処理の手順を動画で見ることができる「ステライメージ7 ビデオマニュアル」も同時発売いたします。

「ステライメージ7」の主な特徴

• 天体画像処理にマッチする黒ベースのユーザーインターフェース
• 自動位置合わせで高精度なコンポジットが可能
• 「オートストレッチ機能」（アマチュア天体写真家・上坂浩光氏考案）でカラーバランス調整も楽々
• チャンネルパレットやガンマフラット補正など待望の新機能を搭載

発売概要

■ 製品名：

「ステライメージ7」

■ 発売予定日：

2013年3月5日

■ 価格：

29,400円（本体 28,000円）

■ 同時発売：

「ステライメージ7 ビデオマニュアル」
3,150円（本体 3,000円）
※Windows PC専用

■ 製品ページ：

ステライメージ7 製品情報ページ

旧バージョンからの優待バージョンアップ

「ステライメージ Ver.5」「ステライメージ Ver.6」のユーザー様には、登録されたご住所に優待アップグレードのご案内・お申込書を送付しています。詳しくは製品ページをご覧ください。

---

「7.0aアップデータ」公開

「ステライメージ7」の最新アップデータ「7.0a」が公開されました。「ステライメージ7」をお使いの皆様は、「ステライメージ7 アップデータ」のページよりダウンロード・インストールを行ってください。

◆ 7.0aアップデータでの対応追加機種

以下の機種のRAWデータの直接読み込みに対応します。

• キヤノン EOS-1D X / EOS 6D / EOS M
• ニコン D4 / D600 / D3200 / D5200

今回の追加機種と読み込みサポートの詳細については、下記一覧表をご覧ください。

ステライメージ7のすべての対応機種については、製品ページの「対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください。

◆ 7.0aアップデータで修正される主な不具合

• 一部ダイアログの使用中にチャンネルパレットのレベル調整を無効にするように変更
• 画像処理ダイアログのプレビューがオフの場合にチャンネルパレットでレベルを変更できない
• ワークフローで「バックグラウンドスムース」ダイアログの設定値が正しく記録されない
• 「オートストレッチ」ダイアログで処理後にカラーバランスが合わないことがある
• 「比較明コンポジット」ダイアログで「基準点」が無効状態になり設定できないことがある

※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ7 アップデータ」のページより「リリースノート（修正機能一覧）」をご参照ください。