ステライメージ8 好評発売中

天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ7」

2019/02/06: サポートを終了

ステライメージ7のサポートは終了いたしました。詳しくは「サポートサービス終了製品のご案内」ページをご参照ください。

「ステライメージ」シリーズの最新版は、「製品情報ページ」よりご確認ください。

2017/02/14: ステライメージ8発売

ステライメージ8」を発売しました。これにともなって「ステライメージ7」の販売を終了いたしました。

2016/06/24: 体験版を更新

体験版を更新しました。7.1eアップデータの機能追加に対応しています。

2016/06/23: 7.1eアップデータを公開

7.1eアップデータを公開しました。11機種のデジタルカメラのRAW画像読み込みに新たに対応しています。

天文講習会を開催中

アストロアーツ 天文講習会 「アストロアーツ 天文講習会」を定期的に開催しています。天体写真の撮影や画像処理について、作例やソフトウェアの実演を交えて詳しく解説します。

「デジカメで撮って ステライメージで仕上げる 星の写真調整」

天体写真はフォトレタッチ(画像処理)が当たり前のように行われています。なぜ天体写真には調整が必要なのか、どのような効果があるのかを、「ステライメージ」を使って天体写真ビギナーにもわかりやすく解説していきます。

›› 第30回「補習編③「RAW現像の実際」」

月刊誌『星ナビ』の連載記事と併せてご覧いただくと、処理の手順や実際の効果などが、よりわかりやすくなります。

□ デジタルカメラの進化と普及で天体写真はより身近なものになりました。手軽に天体を写すことができますが、星雲や星団を浮かび上がらせて好みの色に整えるには、天体専用の画像処理ソフトウェアをお勧めします。

ステライメージは、デジタルカメラや冷却CCDカメラで撮影した天体画像をより美しく仕上げるための機能を搭載。バージョンアップを経て、使いやすく高機能に進化しました。多彩な画像を思い通りに処理して天文ライフをお楽しみください。

ステライメージの機能と処理の基本ステップ

画像処理とは、画像に含まれるさまざまな情報を見えるように変化させる作業です。ステライメージは、「前処理」「コンポジットと均一化」「仕上げ」の各画像処理ステップごとに天体専用の処理を実行できます。

96ビットスーパーカラー処理エンジンを搭載しており、1ピクセルあたり32ビットの実数で画像処理を演算。事実上無限の階調を扱うことができるため、素材の情報を全部取り込んで処理することが可能です。

対応する画像フォーマットは、天体用の標準的なフォーマットであるFITS形式を始め、主なデジタルカメラが出力したRAW形式や冷却CCDカメラの画像を読み込むことができます。

前処理

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  • ファイルを開く
    • カメラが出力した画像を生データのまま読み込むことができます
  • ダーク/フラット補正
    • 熱カブリや輝点ノイズは、ダークフレームを使って除去します
    • チップに付着したゴミの影などのムラは、フラット補正で処理して、平坦な画像を得ます
  • ホット/クールピクセルの除去
    • 宇宙線などで生じる輝点や暗点は、ホット/クールピクセル除去で処理します
  • ベイヤー・RGB変換
    • 「ベイヤー配列」で読み込んでモノクロのままでノイズ除去などを行った画像を、カラーに変換します

コンポジットと均一化

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  • コンポジット
    • 「自動位置合わせ」や移動天体を追尾する「メトカーフコンポジット」、日周運動の表現に用いる「比較明合成」などのコンポジット機能を搭載しています
  • 周辺減光/カブリ補正
    • フラット補正で取り除けなかった背景の不均一を補正します
  • オートストレッチ
    • 背景である空の領域を指定して、色の偏りから背景をニュートラルグレイになるように自動調整します
  • マトリクス色彩補正
    • 色の分離性を改善して鮮やかな色に仕上げることができます

仕上げ

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  • デジタル現像
    • 星雲や銀河の明るい部分が白く飛ばないように高輝度の階調を圧縮して、滑らかで階調豊かに描き出します
  • Lab色彩調整
    • ホワイトバランスは変えずに、特定の彩度を強調します
    • プロミネンスやHII領域などを、自然に強調できます
  • マルチバンドシャープ
    • 細かなディテールから大きな構造まで強調処理を一度に行います
    • 惑星から星雲・星団まで幅広い対象に有効です
  • スターシャープ/スターエンハンス
    • 恒星を小さくしてシャープ感を加えたり、恒星像の中心部を強調したりする天体用のフィルタで画像を仕上げます

ステライメージ7の主な新機能

黒ベースのインターフェース

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コンポジットの自動化、精度向上

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オートストレッチ:カラーバランスを自動調整

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  • 上坂浩光氏が考案した「オートストレッチ機能」を搭載
    常に安定したカラーバランスが得られ、冷却CCDカメラだけでなくデジタルカメラの画像にも有効

チャンネルパレットなどの新機能

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天体画像処理コンテスト 全作品とワークフローを公開

2013年夏に開催した「天体画像処理コンテスト」の全作品を公開しました。

ステライメージ7・天体画像処理コンテスト 受賞作発表

各作品のワークフローファイルも併せて公開しているので、元画像ファイルと一緒にダウンロードしていただくと、ステライメージのワークフロー機能を試すことができます。体験版でもワークフローを使えますので、ぜひお試しください。