プラネタリウム番組「はるかなる木星へ」投影開始

【2009年6月11日 横浜モバイルプラネタリウム

横浜モバイルプラネタリウムとエクスプローラーズ・ジャパン株式会社の共同制作によるプラネタリウム番組「はるかなる木星へ」がこのほど完成し、大崎生涯学習センター(パレットおおさき)で5月30日から投影が開始された。


(シューメーカー・レビー彗星が木星へ衝突するシーンの画像)

シューメーカー・レビー彗星が木星へ衝突するシーン。クリックで拡大

(ガリレオ探査機が木星の大気圏に突入するシーンの画像)

ガリレオ探査機が木星の大気圏に突入するシーン。クリックで拡大

プラネタリウム番組「はるかなる木星へ」は、近年プラネタリウム館に導入されつつある全天周デジタル映像投影装置に対応したフルデジタルフォーマットで制作されているが、同館では、それらの映像からスライドフォーマットとVTRフォーマットに変換されて投影が行われている。

この作品では、木星をキーワードとして、ガリレオ・ガリレイが見た木星にはじまり、その後のボイジャー探査機、ガリレオ探査機などの観測を通して、木星という太陽系最大の惑星の謎をどのように解き明かしてきたかを解説し、苦難に直面しても挑戦し続ける人間の探究心のすばらしさを、作品全体を通して訴えている。

最先端CG映像と貴重なドキュメント映像、臨場感あふれるサウンドで描いた本格的な科学番組となっており、小学生から大人まで幅広い年齢層の方々に楽しんでもらえるだろう。

演出 豊川隆典氏、原案 遠山御幸氏、脚本 水原央氏らが担当し、番組の中で使用されるダイナミックで美しいCG映像は、pH studioと横浜モバイルプラネタリウム、そしてアストロアーツが手がけている。

詳しくは、横浜モバイルプラネタリウムとエクスプローラーズジャパン株式会社、大崎生涯学習センター(パレットおおさき)のウェブページを参照していただきたい。