【イベント情報】京都市青少年科学センター、6月に「第4回プラネタリウム解説コンクール」最優秀賞受賞作品を投影

【2008年5月22日 アストロアーツ】

京都市青少年科学センターは、今年2月に行われた「第4回プラネタリウム解説コンクール」で最優秀賞を受賞した京都府在住の井本彰氏の作品「こぎつねチロンの星ごよみ」を6月に投影する。また、作品の投影にあわせ、井本氏自身が描いた「こぎつねチロンの星ごよみ」の絵本の展示も同時開催する。


京都市青少年科学センターでは、毎月第1と第3日曜日に、小さな子どもとその保護者を主な対象に季節の星空などを楽しく紹介する特別番組「ちびっこプラネタリウム」を投影している。

「ちびっこプラネタリウム」では6月1日から29日までの1か月間、スペシャル版として、今年2月にMAPみえこどもの城(三重県松阪市)で開催された「第4回プラネタリウム解説コンクール」で最優秀賞を受賞した「こぎつねチロンの星ごよみ」(京都府の教員 井本彰さんの作品)を投映する。

同センターによると、天文少年であった井本氏は、中学生のころ毎月京都市青少年科学センターのプラネタリウムに通っていた。そして、「いつか科学センターのプラネタリウムで解説をしたい!」と夢見ていたのだという。今回の投影は、この話を聞いた同センターが企画し、井本氏との打ち合わせを重ねて実現した。

「こぎつねチロンの星ごよみ」を含む特別番組「ちびっこプラネタリウムスペシャル!!」は、前半が生解説による星空紹介、後半が「こぎつねチロンの星ごよみ」(ナレーション:井本氏)で、6月中の毎週日曜日(14時20分から)に投映される。作品にはコンクールで発表された作品に星空を大切にする演出が加えられている。

なお、投影期間中、井本氏自身が描いた「こぎつねチロンの星ごよみ」の絵本がプラネタリウムホールに展示される。そのほか、入場料や番組の詳細などは、京都市青少年科学センターのウェブサイトを参照のこと。