ロシアのソユーズ宇宙船、打ち上げ成功

【2007年4月9日 JAXA

日本時間4月8日(日)午前2時31分、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地からロシア連邦宇宙局(FSA)のソユーズ宇宙船(14S)が打ち上げられた。

ソユーズ宇宙船(14S)には、国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在クルー2名(フョードル・ユールチキン氏(Fyodor Nikolaevich Yurchikhin)とオレッグ・コトフ氏(Oleg Valeriavich Kotov))に加え、ISSへの宇宙旅行者としては史上5人目となるチャールズ・シモニー(Charles Simonyi)氏が搭乗している。シモニー氏の滞在日数は11日間で、これまでISSにドッキングしていたソユーズTMA-9宇宙船(13S)で帰還する予定となっている。

ソユーズ宇宙船

旧ソ連時代に有人月旅行計画のために開発された1〜3人乗りの宇宙船。1968年の2号機から現在まで事故は一度もなく、信頼性は高い。現在も国際宇宙ステーション(ISS)への往復用、ステーションの緊急時の脱出用として使用されている。(「スペースガイド宇宙年鑑2007」より)