星ナビ2月号は「ベテルギウスの超新星爆発」と「オールビクセンで直焦点」

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【2013年1月4日 アストロアーツ】

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2013年2月号は、1月5日(土)発売。新しい一年の始まりは、「あれ、2012年にベテルギウス爆発じゃなかったの?」という方にぴったりの特集や、ビクセンのスフィンクス赤道儀シリーズのレポートなど幅広くカバー。科学者が語る「Eternal Return ―いのちを継ぐもの―」連載2回目は、太陽系の始まりと月の成りたちを追いかけました。


表紙

星ナビ2013年2月号表紙

もしベテルギウスが超新星爆発したら……そんな状況を想像して、東京駅の上に輝く超新星を作成しました。超新星のスペクトルは青白なので、望遠レンズで撮影したシリウスをベテルギウスの位置に合成。輝く光滲はソフトフィルターで表現されています。

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「星ナビ2013年2月号」

ベテルギウスが超新星爆発するって本当ですか?

ベテルギウスが超新星爆発するって本当ですか?

2012年に「超新星爆発が近い」との話題が急激に飛び交ったオリオン座のベテルギウス。無事に年を越したようですが、実際に爆発するのはいつごろなの? 爆発したらどうなるの? そんな疑問に答えるべく、天文学者が「ホントのところ」を解説します。

科学者が語る「Eternal Return ―いのちを継ぐもの―」2

科学者が語る「Eternal Return ―いのちを継ぐもの―」2

宇宙創世時には3種類だった元素は、恒星内部の核融合によって鉄までが作られ、超新星爆発でさらに重い元素ができました。こうして生命を作る元素が出揃いましたが、その舞台となる惑星はまだ生まれていません。連載第2回は、宇宙に漂う塵とガスから太陽系ができ、地球に海が形成されるまでを追います。

オールビクセンで直焦点撮影「ビクセン SXD2/SXP赤道儀+アドバンスユニット」

オールビクセンで直焦点撮影「ビクセン SXD2/SXP赤道儀+アドバンスユニット」

ビクセンの自動導入赤道儀「スフィンクス」シリーズの拡充、改編が進んでいます。駆動モーターとしてパルス(ステッピング)モーターを採用し、コントローラーをSTAR BOOK TENに切り替えた「SXP赤道儀」と「SXD2赤道儀」、そしてSTAR BOOK TENの拡張ユニットとして用意されたアドバンスユニットのビデオガイド機能を用いて、星空の撮影を行ってみました。

星ナビギャラリー ケアンズ皆既日食・続報

星ナビギャラリー ケアンズ皆既日食・続報

2012年11月14日早朝、オーストラリア・ケアンズ周辺では約4000人もの日本人が皆既日食を待ちわびていました。星ナビ読者がとらえたあの朝の一瞬を、ギャラリー形式で紹介します。また、2010年のイースター皆既日食で撮影された「雲に映ったシャドウバンド」にも再び注目しています。

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