真横から見る土星のリングと2つの衛星

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【2012年1月17日 NASA

NASAの探査機「カッシーニ」が撮影した、真横から見た土星のリングと2つの衛星の画像が公開された。中央に見える小さい衛星がテチス(直径1062km)、左の大きいのがタイタン(直径5150km)だ。


真横から見た土星のリングと2つの衛星

真横から見た土星のリングと、テチス(中央)、タイタン(左)。2011年12月7日に撮影された。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute)

この画像は探査機「カッシーニ」が、リングの面から1度以内というほぼ真横の角度から土星の環と衛星をとらえたものだ。搭載した狭角カメラで、可視光線の赤に相当する波長で撮影された。

画像はどちらの衛星も土星(画像外の左)を向いている面が写っており、テチスまでは220万km、タイタンまでは310万kmの距離から撮影したものだ。

カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年から土星の観測を続けている。2度の計画延長を経て、2017年まで探査が行われる予定である。

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