みさと天文台で天文教室「望遠鏡が見つけた星ぼし」

【2009年9月14日 みさと天文台

和歌山県海草郡にあるみさと天文台では、9月20日から22日までの3日間、すばる望遠鏡で働く研究者を招いて「すばるから みさとへやってくる - 望遠鏡が見つけた星ぼし」と題した天文教室を開催する。小型の望遠鏡作りや木星観察などを通じて、望遠鏡の歴史を学んだり作成した望遠鏡を使った観望会を行ったりするほか、講演会も行われる。


「すばるから みさとへやってくる - 望遠鏡が見つけた星ぼし」ご案内

みさと天文台では、9月20日から22日まで、望遠鏡の光学系や歴史を学びながら小型望遠鏡を作り、自ら作成した望遠鏡を使って“宇宙散歩”をする天文教室を開催する。

教室の講師は、みさと天文台の研究者に加え、ハワイ島にあるすばる望遠鏡で働く研究者であり、国立天文台の准教授である林左絵子(はやしさえこ)さんがつとめる。林さんは、太陽系以外の惑星系を探すために、望遠鏡の性能を最大限に発揮するためのさまざまな作業に携わっている。21日には、林さんが現役の女性天文学者として、中学・高校の女子生徒を主な対象に講演を行う。

参加方法などの詳細は、以下およびみさと天文台のウェブページを参照のこと。

■ 日時:
2009年9月20日(日)〜22日(火・休日)午後2時〜4時
(※手作り望遠鏡を使った木星観察会は午後7時から)
■ 場所:
みさと天文台・月の館
■ 内容:
国立天文台ハワイ観測所から林左絵子さんを招き、すばる望遠鏡の成果の紹介や望遠鏡作り、マイ望遠鏡での木星観察などを指導していただきます。シルバーウィーク企画ですので、ぜひ、シルバー世代の方もご参加ください。
■ 参加方法:
9月2日より電話受付(みさと天文台 TEL:073-498-0305)
※水曜から日曜日・祝日 13:00〜21:00
■ 定員:
25名(先着順、望遠鏡工作は定員になり次第締め切り)
■ 対象:
  • 20日、22日は、広く一般の方々を対象にしています。とくにシルバー世代の方々をお待ちしています
  • 21日は、中高生を優先します。保護者や先生方もどうぞ
■ 参加費:
無料
■ 主催:
みさと天文台、日本天文学会
■ 協力:
国立天文台ハワイ観測所、和歌山大学生涯学習教育研究センター宇宙教育研究ネットワーク
■ その他:
この企画は、世界天文年日本委員会の主催企画「君もガリレオ」プロジェクトに参加しています

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