【投稿画像集 2】2005年3月31日 アンタレス食

【2005年4月2日 アストロアーツ】 4月11日更新


(茶木恵子氏撮影のアンタレス食の動画 1) (茶木恵子氏撮影のアンタレス食の動画 2) (茶木恵子氏撮影のアンタレス食の組写真)

形式:
(1枚目)wmv動画、198KB、198KB、10秒
(2枚目)wmv動画、260KB、260KB、12秒
タイトル:
(1枚目)「酔い月に呑まれるアンタレス」
(2枚目)「伴星出現・見えるかな?」
(3枚目)「出現参考用組画像」
撮影者:
茶木 恵子
撮影日時:
(1枚目)2005年3月31日 0時26分50秒〜27分29秒、露出 39秒(の内の10秒切り取り)
(2枚目)1時32分30秒〜34分19秒、露出 1分49秒(の内の11秒切り取り)
撮影地:
大阪府高槻市
撮影機材等:
ペンタックス 105SDHF + TMB SM EP 8mm(合成fl=4757mm)、Philips ToUcam Pro、タカハシ EM-200 赤道儀にて追尾、2、3枚目は中間リング使用
Pinacles Image Stationで切り取り・ファイル変換、2、3枚目はさらにノイズ除去
その他:
下が北、右が東です。伴星の位置は主星の西、画面上で左、月は画面右側
撮影者コメント:

(1枚目)めらめらの酔っ払ったような月に、アンタレスが呑み込まれていきました。

(2枚目)出現が過って強拡大になってしまいました。視野に入ってくるか不安でしたが、淡い伴星が見えた時には、思わずガッツポーズでした。ただ、伴星が画面右端(左矢印上方)に出現したので、思わず左(左矢印上方)に移動させてしまいました。出現伴星はたいへん暗く淡い像です。眼を凝らしてご覧ください。

(3枚目)画面の隅の方に淡い伴星が出現するので、少しでもわかっていただけるように、2枚目のキャプチャー画像を切り取って並べ伴星出現〜主星出現を5枚組にしました。


(RON氏撮影のアンタレス食の写真 1) (RON氏撮影のアンタレス食の写真 2) (RON氏撮影のアンタレス食の写真 3)

タイトル:
「アンタレス食」
撮影者:
RON
撮影日時:
2005年3月31日 1時40分ごろ
撮影地:
兵庫県養父市八鹿町
撮影機材等:
ボーグ 101ED、カシオ QV-R51
撮影者コメント:

松本式双眼望遠鏡 ボーグ 101ED BINOで観望中、コリメート法で撮影しました。


(菅原寿氏撮影のアンタレス食の動画) (菅原寿氏撮影のアンタレス食の写真)

形式:
(1枚目)wmv動画、2.02MB、8秒
タイトル:
「アンタレス食」
撮影者:
菅原 寿
撮影日時:
2005年3月31日 2時ごろ
撮影地:
岩手県一関市
撮影機材等:
(1枚目機材)家庭用ビデオカメラ
(2枚目機材)ソニー DSC-F707(光学5倍 + デジタル5倍ズーム)
撮影者コメント:

(1枚目)潜入時、出現時とも曇っていて撤収完了。そのあと2時ごろ晴れました。あわてて、手元にあったビデオカメラとコンパクトデジカメで撮影しました。もう少し、早く晴れてくれれば…。

(2枚目)手持ちでも、あまりぶれないで撮れました。


(吉尾賢治氏撮影のアンタレス食の写真 1) (吉尾賢治氏撮影のアンタレス食の写真 2)

タイトル:
「伴星出現(アンタレス食)」
撮影者:
吉尾 賢治
撮影日時:
2005年3月31日 1時35分8秒、露出 1/15秒
撮影地:
富山県南砺市 自宅
撮影機材等:
ボーグ ED屈折望遠鏡(D=12.5cm) + レデューサ(合成fl=680mm)、ニコン D70(ISO 800、RAW)、センサー赤道儀でノータッチガイド
RAPで復元、色調レベル修正、トリミング、リサイズ等
その他:
上画像は主星出現画像と合成
撮影者コメント:

(1枚目)西はりま天文台の動画像を見て、伴星出現が先だったことに初めて気付き、元画像を再点検したところ、当初写ってないと諦めていた伴星がかすかに写っていたことが分かりました。

(2枚目)潜入時は終始低空に停滞した雲に阻まれ、見ることができませんでしたが、伴星の撮影(&観察)に成功したので吉とします。「カメラは正直」と、再認識しました。


(鈴木邦彦氏撮影のアンタレス食の写真)

タイトル:
「アンタレス食」
撮影者:
鈴木 邦彦
撮影日時:
2005年3月31日 1時42分20秒、露出 1/142秒
撮影地:
神奈川県横浜市都筑区北山田
撮影機材等:
自作反射赤道儀望遠鏡(D=19cm fl=1600mm) + A 34mmアイピース、ニコン COOLPIX4500、コリメート撮影
Photoshop CSでレベル補正、軽くアンシャープマスク
撮影者コメント:

動画で撮るも既に出現後で失敗しました。その直後の様子です。シーイングはひじょうに悪い状態でした。


(久保庭敦男氏撮影のアンタレス食の組写真) (久保庭敦男氏撮影のアンタレス食の写真)

タイトル:
「アンタレス食」
撮影者:
久保庭 敦男
撮影日時:
(1枚目)2005年3月31日 1時41分ごろ、露出 1/2秒
(2枚目)1時44分ごろ、露出 1/30秒
撮影地:
茨城県美浦村
撮影機材等:
(共通機材)タカハシ FC-60 + ペンタックス XL 21mm、ニコン COOLPIX5000(望遠側、F4.8、1枚目は連写モードで撮影)、コリメート撮影
(1枚目処理)連続した3枚の画像をトリミング(上が天の北)
(2枚目処理)若干のコントラスト強調、トリミング(上が天の北)
撮影者コメント:

(1枚目)眼視では出現の光度が二段階で観察できました。後で画像を調べるとやはりその通りになっていました。中段の暗い状態はアンタレスの伴星(約5.5等)でしょうか?

(2枚目)出現から数分後の様子です。写真では月に露出を合わせてしまうとアンタレスの輝きが感じられず、とても残念ですね。やっぱり生の観察がイチバン!


(古屋隆太氏撮影のアンタレス食の写真)

タイトル:
「アンタレス出現」
撮影者:
古屋 隆太
撮影日時:
2005年3月31日 1時41分
撮影地:
神奈川県横浜市
撮影機材等:
リコー Caplio GX
3色分解、位置合わせで大気の分散を補正
撮影者コメント:

アンタレスの大きさを測るためにとっていたビデオをはずして、急いでデジカメにかえて撮りました。


(東田守生氏撮影のアンタレス食の写真)

タイトル:
「アンタレス食(出現)」
撮影者:
東田 守生
撮影日時:
2005年3月31日 1時34分10秒、露出 1/20秒
撮影地:
大阪府吹田市
撮影機材等:
タカハシ FC-125、ニコン D70、直焦点撮影
ステライメージ5で処理
撮影者コメント:

潜入、出現ともに好天に恵まれました。先に青色の伴星が現れ、その後赤色の主星が出現した様子がとても綺麗でした。


(飯尾俊哉氏撮影のアンタレス食の写真)

タイトル:
「アンタレスの出現」
撮影者:
飯尾 俊哉
撮影日時:
2005年3月31日 1時28分12秒
撮影地:
愛媛県今治市
撮影機材等:
家庭用ビデオカメラ
撮影者コメント:

潜入と出現をしっかり確認できました。出現時にはアンタレスの伴星も見られました。中学校最後の観測がすばらしい経験になったと思います。


(白石直己氏撮影のアンタレス食の写真 1) (白石直己氏撮影のアンタレス食の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「アンタレス食」
(2枚目)「アンタレスと月」
撮影者:
白石 直己
撮影日時:
(1枚目)2005年3月31日 1時40分3秒、露出 1/2秒
(2枚目)2時2分57秒、露出 1/100秒
撮影地:
埼玉県富士見市
撮影機材等:
(1枚目機材)ペンタックス 75EDHFIII + PL 26mm、キヤノン EOS Kiss Digital N(ノイズリダクション:ON、ミラーアップ)、拡大撮影
(2枚目機材)ペンタックス 75EDHFIII、キヤノン EOS Kiss Digital N
撮影者コメント:

(1枚目)この後、すーっと明るくなっていきました。

(2枚目)次回のアンタレス食は2023年9月21日。なんだかさびしいですね。夜間におこる1等星の食は、2013年8月12日のスピカ食まで待たなければなりません。


(柴原充氏撮影のアンタレス食の連続写真)

タイトル:
「アンタレス食」
撮影者:
柴原 充
撮影日時:
2005年3月31日 0時19分〜1時48分、1時50分、露出 (食)1/60秒、(月)1/250秒
撮影地:
茨城県
撮影機材等:
ヨシカワ光器 YK250、ニコン COOLPIX5000、タカハシ NJP
月1枚とアンタレス18枚をコンポジット
撮影者コメント:

撮影間隔はおよそ1分ごと。潜入直前のアンタレスは原版では見えているが、これには見えていない。


(高木宜朋氏撮影のアンタレス食の組写真)

タイトル:
「アンタレス食潜入時」
撮影者:
高木 宜朋
撮影日時:
2005年3月31日 0時26分〜30分
撮影地:
福島県いわき市 四倉海岸
撮影機材等:
ビクセン R200SS + LV 5mm、ニコン D100(ISO 800)、拡大撮影、タカハシ NJP
ステライメージ5にて切り抜き、合成など
撮影者コメント:

出現時は曇ってしまい断念しました。


(廣田康幸氏撮影のアンタレス食の動画)

形式:
wmv動画、1.33MB、12秒
タイトル:
「アンタレス食 出現」
撮影者:
廣田 康幸
撮影日時:
2005年3月31日 1時39分56秒〜40分6秒
撮影地:
川崎市多摩区
撮影機材等:
ボーグ 100ED + EDレデューサーF4/DG + LVW 8mm、ソニー DVR-TRV9(明るさ最大)、協栄 汎用デジカメアダプタ、ケンコー NES赤道儀にて追尾
ImageReadyCSで処理
撮影者コメント:

アンタレスの伴星を初めて見ました。

時間の誤差が±1秒と大きくあまりいい精度ではありません。


(武藤望氏撮影のアンタレス食の動画)

形式:
mpg動画、316KB、9秒
タイトル:
「アンタレス食」
撮影者:
武藤 望
撮影日時:
2005年3月31日 1時40分0秒、露出 12秒(30fps)
撮影地:
埼玉県富士見市
撮影機材等:
セレストロン Ultima2000(シュミットカセグレン式望遠鏡、D=8インチ F10)、Philips ToUCam 740k、qastrocamで撮影、ビクセン光学 ダブルアダプターGA-4タイプ
avicat + ffmpegでmpg化
その他:
「ダブルアダプター」使用のため左右逆像。月面(暗縁)は画面下方向
撮影者コメント:

潜入を撮影後、木星などを撮影していましたが、アンタレスを「自動導入」で出現位置にピタリと戻ったのには少々驚きました。


(Ar!@会津氏撮影のアンタレス食の動画)

形式:
mpg動画、1.69MB、10秒
タイトル:
「アンタレスの出現」
撮影者:
Ar!@会津
撮影日時:
2005年3月31日
撮影地:
福島県本宮町
撮影機材等:
ペンタックス 200mm F4、ビクセン B05-3M
撮影者コメント:

「次回2023年」の記事に、雪の会津から遠征。潜入は雲に阻まれましたが、出現は何とか捉えました。眼視用に望遠鏡も用意しましたが、ビデオのモニターを覗き込んだときに出現してしまい、瞬間は見逃してしまいました。直後、アンタレスのオレンジ色の光芒がそれはそれは美しく、ビデオカメラのズームで狙ったほうが見栄えしたかなとは思ったものの、後の祭りでした。

出現時刻は帰宅後、ビデオカメラの内蔵時計を補正して求めたものです。

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