【投稿画像集 4】ニート彗星(C/2002 V1)

【2003年2月7日 アストロアーツ】2月17日更新

(千村雄一氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
千村 雄一
撮影日時:
2003年2月17日 6時20分34秒、51秒、露出 0.11秒ずつ
撮影地:
埼玉県深谷市
撮影機材等:
MT-130(D=130mm F6)、SBIG ST-7、IR-80赤外線フィルター、上が北
●撮影者コメント:
SOHOの画像にも写りだしたNEAT彗星ですが、今朝の日の出前に冷却CCD&赤外フィルターで、近日点に向かうNEAT彗星を捉えました。眼視でも見ましたが、残念ながらバックの明るさに埋もれて確認出来ませんでした。
まだ、明日も可能性が有るので天気が良ければ狙って見ようと思います。

(丸岡一洋氏撮影のニート彗星の写真 1) (丸岡一洋氏撮影のニート彗星の写真 2)

撮影者:
丸岡 一洋
撮影日時:
(1枚目)2003年2月6日 18時53分〜、露出 各120秒
(2枚目)2月11日 18時29分、露出 2秒
撮影地:
徳島県海部郡海南町
撮影機材等:
(1枚目)Pentax SDHF(D=100mm f=400mm F4)、ST-10XME(-20度に冷却)、タカハシ NJP-NVで自動ガイド、6画角タイル合成
(2枚目)フジ FinePix S2 Pro(ISO 800)、Nikkor 85mm F1.4→2.0、固定撮影、部分トリミング、画像処理にてレベル補正、明るさコントラスト補正
●撮影者コメント:
(1枚目)天候は快晴、タイル合成用撮影のための時間を考えると、1260mmでの撮影はあきらめ、400mm広写野レンズで狙ってみました。撮影しながらどこまで延びているのだろう…?と疑問に思うぐらい長い尾でした。
当日午後8:30に西日本一帯で大火球が目撃され、当天文台橋本氏の設置している自動火球パトロールカメラでとらえる事が出来その映像処理や報道対応などでニート彗星の画像処理が遅れました。
(2枚目)天候の予報も加味して本日が最後の撮影になりそうです。雲が湧き出しており、ほんの一時だけその姿を現してくれました。まだ薄明も明るく、僅か2秒露出ですが彗星イメージが確認できました。部分クローズアップを円中に掲載します。

(田名瀬良一氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
田名瀬 良一
撮影日時:
2003年2月6日 18時34分〜19時3分
露出 (L画像)120秒×8枚、(R画像)50秒×1枚、(G画像)70秒×1枚、(B画像)100秒×1枚
撮影地:
三重県阿山郡阿山町
撮影機材等:
BORG 125ED(f=500mm F4)、MUTOH CV-04(Eチップ換装品)、光映舎 LRGBスライドフィルター(TYPE3)、タカハシ EM-200、Temma2、直焦点ガイド撮影、ステライメージ3でLRGB合成、トリミング
●撮影者コメント:
冷却CCDとBORG 125ED/F4でNEAT彗星を撮影しました。ダストの尾が発達してきたおかげで見ごたえのある姿を捉えることができました。高度が低くなってきたため、撮影は時間との戦いでした。

(藤井恒徳氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
藤井 恒徳
撮影日時:
2003年2月9日 18時55分、露出 3分
撮影地:
広島県久井町
撮影機材等:
ペンタックス SDVF IIによる直焦点、フジカラー ズームマスター800、タカハシ EM-200による電動追尾
●撮影者コメント:
天気はよかったのですが、超低空で尾の写りが今一で残念です。

(小渡伊三男氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
小渡 伊三男
撮影日時:
2003年2月7日 18時21分〜、露出 1分×16枚 + 2分×4枚
撮影地:
石川県石川郡
撮影機材等:
BORG 76ED(7.6cm 屈折 fl=500mm)、レデューサー使用(fl=315mm F4.1 )、ビットラン BJ32L冷却CCDカメラ、タカハシ EM200赤道儀、LPS-P1フィルター使用、ビニングなし、冷却温度-20度、ステライメージ3にて画像処理
●撮影者コメント:
当地では冬期はほとんど晴れませんが、約1か月ぶりのわずかな晴れ間に撮影できました。
撮影時の高度は15°〜8°とかなり低空になってきましたが、透明度がわりと良かったので長く伸びたイオンテイルと目立ってきたダストテイルが結構写りました。薄明と地上光の影響がありましたが双眼鏡でも上方向に伸びる尾が確認できました。視野の長辺は約69'です。

(奥田功氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
奥田 功
撮影日時:
2003年2月9日 18時1分〜、露出 60秒×10枚
撮影地:
千葉県浦安市
撮影機材等:
タカハシ FS-60C(D=60mm fl=355mm F5.9)、BITRAN BJ-41C(-9度に冷却)、IDAS LPS-P1フィルター、EM-200、Temma-PC Jr.
●撮影者コメント:
高度がかなり低くなっているので建物や街明かりの影響で撮影できるかどうか不安でしたが、自動導入するとニート彗星がノイズにまみれているものの冷却CCDのフォーカス画面に現れたため連写しました。
光害と透明度の影響でカラーでは尾の写りが悪かったため2×2ピニングの白黒で撮影しようとしたのですがニート彗星は建物の影に隠れてしまいました。

(廣田康幸氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
廣田 康幸
撮影日時:
2003年2月7日 18時47分、露出 180秒
撮影地:
山梨県甲府市
撮影機材等:
ミニボーグ50、LA21mm、LAデジカメアダプター使用、ニコン クールピクス4500(最望遠、F5.1、ホワイトバランス太陽光)、ケンコー NES赤道儀にて電動追尾、フォトショップ5.0LEにて画像処理
●撮影者コメント:
薄明も月明かりも物ともしない明るさになりました。ミニボーグ50+デジカメというお手軽なシステムでもここまで撮影出来る事に驚きと楽しさを感じます。
薄明中の方が尾の写りがいいのですが、極軸を追い込めなくて、ガイドミスをしてしまい、まともに撮影出来たのが、このワンカットのみというのが悔やまれます。

(丸岡一洋氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
丸岡 一洋
撮影日時:
2003年2月10日 18時52分、露出 8秒
撮影地:
徳島県海部郡海南町
撮影機材等:
フジ FinePix S2 Pro(ISO 800)、Nikkor 85mm F1.4→2.0、固定撮影、トリミングなし、画像処理にてレベル補正、明るさコントラスト補正
●撮影者コメント:
雲多く、撮影はあきらめていましたが西空に晴天域が見え始めたため、急遽職場近くから固定撮影で撮影できました。双眼鏡では核のみがかすかにわかる程度でしたが、彗星を確認したのはデジカメのモニター画面でした。
露出決定のテスト撮影で彗星像を確認できたことは改めてデジカメの利点を発見いたしました。

(遊星人M3氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
遊星人M3
撮影日時:
2003年2月6日 18時36分35秒〜18時55分17秒、露出 120秒×8コマ
撮影機材等:
タカハシ FC-100屈折(f=800mm F8)、MUTOH CV-04(-15度に冷却)
●撮影者コメント:
高度がだいぶ下がって来て、撮影しづらくなってきた。尾が広がってきたが、太陽にもっと近づいて、大きくなれば肉眼で見られるか?肉眼で無理であった。

(近藤弘之氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
近藤 弘之
撮影日時:
2003年2月7日 18時15分〜、露出 (L画像)1分×7コマ、(R,G画像)1分×1コマずつ、(B画像)1分×3コマ
撮影地:
東京都府中市
撮影機材等:
トキナー 300mm F2.8→4.5、光映舎 SV-16冷却CCDカメラ(-15度に冷却)、ビクセン GPD赤道儀、スカイセンサー2000で自動導入後ノータッチで撮像、ステライメージ3とPhotoshopで画像処理
●撮影者コメント:
晴れていましたが、都市部ということと、低空の透明度もやや悪く尾の写りは物足りないものの、なんとかNEAT彗星を撮影できました。

(田村竜一氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
田村 竜一
撮影日時:
2003年2月6日 18時55分、露出 5分
撮影地:
兵庫県津名郡一宮町
撮影機材等:
ミノルタ SRT-101 300mm望遠 F2.8開放、ISO 800
●撮影者コメント:
月明かりがありますが5cm双眼鏡ではっきりと見えます。日没後1時間後から薄明終了直後までが勝負です。かなり低くなってきたので、晴れる確率が高く西空低空まで視界が開けている所がポイントです。
明るさは、5.1等級。視直径は、10分以上。 尾は、約2度。月明かりのためコマの淡いところが見えず少し暗く見積っているかもしれません。

(田中一幸氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
田中 一幸
撮影日時:
2003年2月7日 18時15分0秒〜、露出 計12分
撮影地:
東京都あきる野市
撮影機材等:
8インチ ベーカーシュミットカメラ(fl=460mm F2.3)、IDAS RVBバンドフィルター、Apogee AP2Epカメラ(-30度に冷却)、アンチブルーミング処理
●撮影者コメント:
彗星近くにある4.8等級の恒星よりも2倍くらい明るく見えたので、4.0等を切るか切らないかくらいと見積もってます。

(塩塚修氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
塩塚 修
撮影日時:
2003年2月7日 19時4分、露出 1分20秒
撮影地:
福岡県八女市
撮影機材等:
ε-160(D=160mm f=530mm F3.3)、ATLUX(旧)、BJ30C(-15度に冷却)、ステライメージ3で画像処理
●撮影者コメント:
隣の屋根に隠れる寸前でした。明日は見えないかも。

(菅沼大行氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
菅沼 大行
撮影日時:
2003年2月6日 18時21分〜、露出 60秒×5枚合成
撮影地:
栃木県西那須野町
撮影機材等:
BORG 76ED(D=76mm f=500mm F6.6)、Teleview プローセル40mm、Casio QV-4000でコリメート、スカイメモNS(自動追尾)、ステライメージ3で画像処理

(山田哲司氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
山田 哲司
撮影日時:
2003年2月6日 18時42分〜、露出 8分40秒(30秒×8枚 + 40秒×4枚 + 60秒×2枚)
撮影地:
兵庫県神戸市
撮影機材等:
キヤノン EF 300mm F2.8開放、ビットラン BJ-41L(-20度に冷却)、LPS-P1使用
●撮影者コメント:
神戸市内からのニート彗星V1です。3日よりははっきりと尾が写りました。だんだん厳しくなってきました。

(佐藤康明氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
佐藤 康明
撮影日時:
2003年2月6日 18時16分〜、露出 120秒×3枚
撮影地:
神奈川県相模原市
撮影機材等:
ε-160(D=160mm f=530mm F3.3)、EM-200、SBIG社 ST8E(-30度に冷却)、LPSフィルター
●撮影者コメント:
低空になり、自宅からの撮影も限界になりつつあります。せっかく明るくなり始めたのに残念です。

(田中一幸氏撮影のニート彗星の写真 1) (田中一幸氏撮影のニート彗星の写真 2)

撮影者:
田中 一幸
撮影日時:
2003年2月6日 18時16分0秒〜、露出 (1枚目)計12分×2枚合成
撮影地:
東京都あきる野市
撮影機材等:
8インチ ベーカーシュミットカメラ(fl=460mm F2.3)、IDAS RVBバンドフィルター、Apogee AP2Epカメラ(-30度に冷却)、アンチブルーミング処理、2枚目は1枚目を分解したもの
●撮影者コメント:
イオンテイルが非常に長くなったと伴に、ダストテイルもはっきりと写ってきました。彗星の地平高度がどんどん下がってきて撮影できる時間が短くなってます。優雅な姿を撮影できるのは今頃がピークかもしれません。

(丸岡一洋氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
丸岡 一洋
撮影日時:
2003年2月5日 18時52分、露出 30秒
撮影地:
徳島県海部郡海南町
撮影機材等:
フジ FinePix S2 Pro(ISO 1600)、Nikkor 24-85mm F2.8(24mm 開放で使用)、固定撮影
●撮影者コメント:
月明かりがあり肉眼では確認できませんでしたが、双眼鏡では約1度の尾も見えました。周辺恒星比較で、約4.7等です。
本日は、あわてて撮影に出かけたため観測室の鍵を忘れ機材一式が使用できませんでした。仕方なくデジカメには一般撮影用のズームレンズしかなく、三脚代わりに車の屋根を使い、レリーズもないためセルフタイマーを使い30秒露出の設定で数コマ撮影しました。月を写野に入れて情景を出しましたが、彗星が小さくその存在が見づらいですがご了承下さい。

(佐野康男氏撮影のニート彗星の写真 1) (佐野康男氏撮影のニート彗星の写真 2)

撮影者:
佐野 康男
撮影日時:
(1枚目)2003年2月5日 18時14分〜、露出 (RGB画像)180秒×1枚ずつ、(L画像)180秒×4枚
(2枚目)18時26分〜、露出 (L画像)180秒×4枚
撮影地:
北海道名寄市
撮影機材等:
PENTAX SD-HF75(D=75mm f=360mm F4.8)、EM200、BJ41L
●撮影者コメント:
双眼鏡では素晴らしい姿に見えました。

(佐藤心一氏撮影のニート彗星の写真 1) (佐藤心一氏撮影のニート彗星の写真 2)

撮影者:
佐藤 心一
撮影日時:
2003年2月5日 18時30分ごろ、露出 16秒×10枚合成
撮影地:
北海道増毛郡増毛町
撮影機材等:
ビクセン R200SS(D=200mm fl=800mm 反射)、ビクセン GPD-PC赤道儀、オリンパス C-3030ZOOM(ISO 400相当、-10度ほどに自然冷却)、LV25にビクセン製デジカメアダプターを装着し撮像、Photoshop6.0で画像処理
●撮影者コメント:
夕方西の空が久しぶりに晴れていたので家の前に望遠鏡を設置して撮影しました。彗星の方向に街灯があったため肉眼では確認できませんでしたがデジカメで何とか写ってくれました。露出16秒が限度なので画像処理が少し過度です。