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  • こだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

Book Reviewこだわり天文書評

金井三男さんのWebオリジナルレビューと「星ナビ」月刊ほんナビを掲載しています(不定期更新)。▼天文・宇宙関連書の最新刊リストも掲載。

旬のトピック 火星はやぶさブラックホール

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金井三男のこだわり天文書評 第百五十三回(2/22)

■連星からみた宇宙■コペルニクス■人類はふたたび月を目指す

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星ナビ「月刊ほんナビ」(原智子さん他) 星ナビ2021年2月号(2/22)

■わくわく小惑星ずかん■きみは どこから やってきた?■たいよう■ちきゅう■つき■月のふしぎ■宇宙の話をしよう■宇宙に行ったらこうだった!■科学者になりたい君へ■宇宙のクイズ図鑑■ジュピタリア

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金井三男さん 金井 三男(かない みつお)

1974〜1989年に東京・渋谷にあった五島プラネタリウムで解説員として活躍の後、(株)東急コミュニティーにて後輩の指導・育成に携わる。現在は首都圏10か所のカルチャーセンターで毎月講演会を行っている。月刊「星ナビ」で、独自の視点から天文や宇宙を追究する「金井三男のこだわり天文夜話」を連載中。

新着レビュー

金井三男金井三男さんによる書評

星ナビ星ナビ「月刊ほんナビ」に掲載の書評(原智子さん他)

編集部オンラインニュース編集部による書評

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連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで

連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで

  • 鳴沢真也 著
  • 講談社
  • 248ページ
  • 2020年12月

学生時代から食変光星に特化した観測を行ってきた評者にとって、待ちに待った本の出版になった。前書「へんな星たち」も愛読させてもらったが、本書はより連星にこだわった本である。著者は兵庫県立大学西はりま天文台で働かれている立派な研究者で、ことによったら研究会などでお会いしたこともあったかもしれないが、ぼけた頭になった評者の記憶からは、残念ながら消え去っている。また、評者の居住地からあまりに遠方なので、この先も多分お会いできないだろうが、食連星・食変光星という奇特なもので繋がれている。

本書にも同グループのアルゴルは、詳細に紹介されている。残念ながら2009年以来晴れたら毎晩欠かさず測光しているアルマーズ(ぎょしゃ座ε)は記されていないが、要するに変光星と言えばミラ型長周期変光星とみられている日本では、まさに奇特な本。と言うか、連星こそがこれからの恒星世界を背負って立つということが書かれているのだ。だって、ブラックホールが発見されたのも、白色矮星や中性子星の主星と伴星の関係からだし、重力波はその衝突から発生する波の観測からだった。また、毎晩夜空に光っている恒星の多数は連星で、太陽という単独星はむしろ希なのだ! ということが、本書を読めばたちどころにご理解いただけるはず。要するに連星天文学は、今や時代の寵児、現代天文学になくてはならないものであることが、本書を読めばヨーク判りますよ。ぜひお勧めです。

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よみがえる天才5 コペルニクス

よみがえる天才5 コペルニクス

  • 高橋憲一 著
  • 筑摩書房
  • 239ページ
  • 2020年12月

評者は、これまでに何度も申し上げてきたことだが、イギリスの天文学史家アーミティジという人が書いた「太陽よ、汝は動かず」というコペルニクスの伝記に刺激されて天文学の道に入った。中学生の時代に、何で夜空が変化しているのではなくて、地球が動いているの? と素朴に考えたからだった。当時は学校の先生に聞いても、心底納得できるお答えがいただけなかったせいもあり、ミッションスクールに通学していたためもあって、正面から教えてもらえなかったこともあったかもしれない。ともかく、なぜガリレオが教会からにらまれたということも理解できず、唯一頼った本だった。ところが、そういった固定観念をなぜコペルニクスが打ち破り、近代科学が開幕したのかを、本書は心ゆくまで語ってくれている。

本書評読者の皆さん、あなたは本当に地球が秒速30km前後で動いていると思っていますか。今から500年近く前のコペルニクスさんが(数値的にはともかく)主張しているように、ですよ。実は、その裏には確固たる天体観測があったのだ。もちろん当時のレベルは今のアマチュア以下ではあったが、今年5月26日宵の内に起こる皆既月食(途中に6等星の星食あり)をご覧になって、「あぁ月が赤いな」としか思わないなら、あなたはコペルニクスに遠く及ばない。1497年3月9日アルデバラン食、1500年11月6日皆既月食を見て、天文道に入ったのだから。本書を読んで改めて地動説を考えましょう。

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人類はふたたび月を目指す

人類はふたたび月を目指す

  • 春山純一 著
  • 光文社
  • 224ページ
  • 2020年12月

今から半世紀以上前の1969年7月21日、評者は尾瀬高原の林間学校で、大勢の女子中学生と共に8cm屈折望遠鏡を使って月を観望し、「あそこに男の人がいるんだよ」と叫んでいた。もちろんアポロ11号の月面着陸だ。歴史的快挙だった。それ以来、何人もの男性宇宙飛行士が月面を踏んだが、女性は一人も登場しなかった。だが、近々女性が行くはずだという。それでやっと、人類が月に行くことになるのだ!

なぜ人は月に行こうとしているのだろうか。評者が思うのは、発展こそが人類共通意識なのだろう。でなければ、人類は必ずだめになってしまい、やがては絶滅することになるからだ。本書は、そのことをつくづく思い知らせてくれる。決してアメリカ・ロシア・中国などの国家間の競争や覇権主義ではない。人類が生まれながらにして所有している未来志向なのだ。天国や極楽・地獄などは、多分死ねば必ず行けるのだから、月や火星などの宇宙空間に飛び出して冒険することは、人類共通の夢なのだ。本書はそれを後押ししてくれる。だが、それ以上に今当面は、月科学者が謎に思っている縦孔や溶岩チューブについて、本書は詳細に語ってくれる。その謎を解明することが如何に重要か、それが月という存在の謎を説明してくれるのだ。月で移住生活が可能かなども含めて、本書を熟読すると、ワクワクしますよ。未来を背負って立つ真面目な皆さんに、ぜひお勧めします。

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新刊情報

2月22日掲載

新説 宇宙生命学

  • 日下部展彦 著、田村元秀 監修
  • カンゼン

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ニュートン別冊 超ひも理論と宇宙のすべてを支配する数式 増補第2版

  • ニュートンプレス

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物理学の原理と法則 科学の基礎から「自然の論理」へ

  • 池内了 著
  • 講談社

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マンガ年表 歴史を変えた科学・技術100 上 宇宙・生命・知識

  • 学研プラス 編
  • 学研プラス

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面白いほど科学的な物の見方が身につく 図解 宇宙のひみつ

  • 宮本英昭 監修
  • 宝島社

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宇宙ロケット図鑑

  • 吉川真 監修
  • 成美堂出版

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物理学者のすごい思考法

  • 橋本幸士 著
  • 集英社インターナショナル

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「ニュートリノと重力波」のことが一冊でまるごとわかる

  • 郡和範 著
  • ベレ出版

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宇宙まるごとQ&A

  • 北本俊二 著、原田知広 著、亀田真吾 著
  • 理工図書

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「はやぶさ2」が拓く 人類が宇宙資源を活用する日

  • 川口淳一郎 著
  • ビジネス社

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星をみつめて 京大花山天文台から

  • 花山宇宙文化財団 著
  • 京都新聞出版センター

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星座の起源 古代エジプト・メソポタミアにたどる星座の歴史

  • 近藤二郎 著
  • 誠文堂新光社

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算数・数学で何ができるの? 算数と数学の基本がわかる図鑑

  • DK社 編、松野陽一郎 監修・訳、上原昌子 訳
  • 東京書籍

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短編宇宙

  • 加納朋子 著、川端裕人 著、寺地はるな 著、酉島伝法 著、深緑野分 著、宮澤伊織 著、雪舟えま 著
  • 集英社

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宇宙ラジオ

  • 宇上春彦 著
  • 文芸社

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世界の歩み 地球から宇宙へ

  • 吉村久夫 著
  • 三省堂書店/創英社

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すごい実験

  • 多田将 著
  • 中央公論新社

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入試問題で味わう 東大物理

  • 三澤信也 著
  • オーム社

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学校勝ちぬき戦 実験対決 (36) 太陽と惑星の対決

  • ストーリーa. 著、洪鐘賢 イラスト
  • 朝日新聞出版

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1月20日掲載

わたしの宮沢賢治 地球生命の未来圏

  • 毛利衛 著、ひしだようこ イラスト
  • ソレイユ出版

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西はりま天文台には宇宙人がいた

  • 三上祥子 著、イラスト
  • 海青社

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藤井 旭の 星座をさがそう 四季の星空の見方・楽しみ方がわかる

  • 藤井旭 著
  • 誠文堂新光社

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図解でよくわかる  核融合エネルギーのきほん 世界が変わる夢のエネルギーのしくみから、環境・ビジネス・教育との関わりや将来像まで

  • 「核融合エネルギーのきほん」出版委員会 編
  • 誠文堂新光社

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かがくのえほん 重力波発見の物語

  • 荒舩良孝 著、ごみたこずえ イラスト
  • 技術評論社

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地球に月が2つあったころ

  • エリック・アスフォーグ 著、熊谷玲美 訳
  • 柏書房

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ながれぼし

  • 武田康男 監修・写真、小杉みのり 構成・文
  • 岩崎書店

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星になりたかった君と

  • 遊歩新夢 著
  • 実業之日本社

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星空ガイド2021

  • 藤井旭 企画・構成
  • 誠文堂新光社

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星と星座のひみつシリーズ 夏の星と星座

  • 藤井旭 監修
  • ほるぷ出版

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12月21日掲載

密着取材・地球帰還までの2195日 ドキュメント「はやぶさ2」の大冒険

  • NHK小惑星リュウグウ着陸取材班 著
  • 講談社

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宇宙の終わり

  • ニュートンプレス

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連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで

  • 鳴沢真也 著
  • 講談社

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人類はふたたび月を目指す

  • 春山純一 著
  • 光文社

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みんなが知りたい! 「世紀の大発見」がわかる本 進化の歴史・文明・科学にまつわる60のこと

  • 「世紀の大発見」編集室 著
  • メイツ出版

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現場の判断、経営の決断 宇宙開発に見るリスク対応

  • 山浦雄一 著
  • 日本経済新聞出版

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星の旅人 沖縄の美ら星に魅せられて

  • 宮地竹史 著
  • 沖縄タイムス社

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藤井旭の天文年鑑 スターウォッチング完全ガイド 2021年版

  • 藤井旭 著
  • 誠文堂新光社

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よみがえる天才5 コペルニクス

  • 高橋憲一 著
  • 筑摩書房

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宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶

  • 内山崇 著
  • SBクリエイティブ

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「はやぶさ2」のすべて ミッション&メカニカル編 小惑星リュウグウ探査プロジェクト

  • 吉川真 監修
  • 誠文堂新光社

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「はやぶさ2」が舞い降りた日々 新「喜・怒・哀・楽の宇宙日記」

  • 的川泰宣 著
  • 勉誠出版

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始まりから知ると面白い物理学の授業

  • 左巻健男 著
  • 山と渓谷社

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理科年表 2021

  • 国立天文台 編
  • 丸善出版

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講談社の動く図鑑MOVE 地球のふしぎ

  • 講談社 編、田近英一 監修
  • 講談社

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ハッブル宇宙望遠鏡 探究と発見のまなざし EYES OF HUBBLE

  • 渡部潤一 監修、岡本典明 執筆
  • クレヴィス

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ASTROGUIDE 星空年鑑 2021

  • 藤井旭 編著、アストロアーツ 編、沼澤茂美 イラスト
  • KADOKAWA

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こてつくんの宇宙なんちゃらぶっく

  • にしむらゆうじ 著、スペースアカデミー 著
  • KADOKAWA

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写真と図解で見えてくる 宇宙探査の基本がわかる本

  • エイ出版社

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天文年鑑 2021

  • 天文年鑑編集委員会 編
  • 誠文堂新光社

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現代国際法の潮流I 総論、法源・条約、機構・経済、海洋、南極・宇宙

  • 浅田正彦 編、桐山孝信 編、川信治 編、西村智朗 編、樋口一彦 編
  • 東信堂

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こんなにスゴイ!未来のせかい

  • 増田まもる 監修
  • 東京書籍

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宇宙と生命 最前線の「すごい!」話

  • 荒舩良孝 著
  • 青春出版社

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