「HAYABUSA」が科学技術映像祭「文部科学大臣賞」受賞

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【2011年3月22日 第52回科学技術映像祭

「第52回科学技術映像祭」で、小惑星探査機「はやぶさ」を描いた全天周映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」が「文部科学大臣賞」に輝いた。


上坂浩光監督

上坂浩光監督。コスモプラネタリウム渋谷で上映中の、「HAYABUSA −BACK TO THE EARTH− 帰還バージョン」の試写会にて。クリックで拡大(提供:星ナビ編集部)

財団法人「日本科学技術振興財団」などが主催する「第52回科学技術映像祭」の入選作品が発表され、小惑星探査機「はやぶさ」を描いた全天周映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」帰還バージョン(「はやぶさ」大型映像制作委員会企画/(有)ライブ製作)が「文部科学大臣賞」3作品の1つに選ばれた。授賞式は4月22日に都内で行われる。

2009年春から公開された「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」は、2010年6月の「はやぶさ」地球帰還を受け改訂を加えた「帰還バージョン」が全国で公開されている。DVD/ブルーレイ(BD)版の発売も決定しており、アストロアーツオンラインショップには予約受付が始まった2月28日のうちに約150件、現在までに700件を超える申し込みが届いているという人気ぶりだ。

今回の受賞について、同作品の上坂浩光監督はブログ「星居Web」で「作品は作ったことで完成するのではなく、そのなにがしかが、観客の方に届いて初めて完結します。このHAYABUSAという作品がここまでこれたのは、沢山の方に観ていただき、応援をいただいた賜と思っております。本当にありがとうございました。」と喜びを語っている。