温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」、愛称を募集

【2008年7月11日 JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが今年度に打ち上げを予定している温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」の愛称募集キャンペーンが実施されている。


GOSATJAXAが国立環境研究所および環境省と共同開発している、宇宙から温室効果ガスを観測する世界で初めての人工衛星である。世界的な温暖化問題への取り組みに貢献することが目的であり、温暖化の原因とされている二酸化炭素やメタンが地上でどのように分布していて、どこで吸収・排出されているかを調べる。従来地上で行われていた温室効果ガスの測定が局所的なものにとどまりがちだったのに対して、宇宙から文字どおりグローバルな観測ができるようになる。

募集期間は2008年7月10日(木)から9月10日(水)まで。選考結果は10月中旬に発表され、提案者の中から抽選でペアを種子島宇宙センターでのGOSAT打ち上げ見学へ招待するとのこと。応募はインターネット上のフォームかハガキで受け付けている。詳しくは以下の募集キャンペーンページを参照されたい。