【投稿画像集】2005年4月9日 金環皆既日食

【2005年4月11日 アストロアーツ】5月2日更新

9日早朝(日本時間)に、中米パナマのあたりで金環皆既日食という珍しい日食が見られた。金環皆既日食が起こったのは18年ぶりのことで、次回は8年後の2013年になる。ツアーに参加して現地でご覧になった方、インターネット中継でご覧になった方もいらっしゃるだろう。

現地で撮影した画像をお送りいただいたので紹介しよう。


(西崎慎一郎氏撮影の金環皆既日食の動画)

形式:
mov動画、508KB、5秒
タイトル:
「パナマ金環日食 影の移動ムービー」
撮影者:
西崎 慎一郎
撮影日時:
2005年4月8日 17時7分20秒〜12分20秒(現地時間)、露出 5分
撮影地:
パナマ Pedregal
撮影機材等:
サンヨー DSC-MZ2(fl=7.25mm、露出オート)
5分間が5秒間になるよう60倍速で早回し、画面サイズ 640x480 を 320x240 に縮小
撮影者コメント:

日食開始後しばらくして太陽が雲に隠れて見えなくなってしまいましたが、金環の5分ほど前に薄雲を通して見えるようになり、アイスランドに続いて2度連続で裸眼金環日食を見てしまいました(この動画では輪がつぶれてしまっています)。

直径の小さい偽本影錐の先(?)が雲のスクリーンに映り、移動していく様子がわかります。また極細金環日食であっても、空は皆既のような暗さにはならず、十分に明るいこともわかります。


(佐山敬悦氏撮影の金環皆既日食の写真)

タイトル:
「Pedregal 本影錐の様子」
撮影者:
佐山 敬悦
撮影日時:
2005年4月8日 17時10分(現地時間)、露出 ビデオカメラより出力
撮影地:
パナマ Pedregal town
撮影機材等:
35mm 望遠鏡、ソニーのビデオカメラ、三脚固定撮影
撮影者コメント:

思った以上に雲が多かったのですが、極細金環日食は無事に観測できました。 GPSで金環が真円となる位置まで出かけて撮ったものです。写真は観測地の雲と最大接触中の太陽の様子を撮ったものです。残念ながら本影錐までは確認できませんでした。


(大越治氏撮影の金環皆既日食の写真 1) (大越治氏撮影の金環皆既日食の写真 2) (大越治氏撮影の金環皆既日食の写真 3) (大越治氏撮影の金環皆既日食の写真 4) (大越治氏撮影の金環皆既日食の写真 5)

タイトル:
「パナマ金環日食」
撮影者:
大越 治
撮影日時:
(1枚目)2005年4月18日 22時12分8秒(UT)、共通露出 1/60秒
(2枚目)22時12分10秒(UT)
(3枚目)22時12分18秒(UT)
(4枚目)22時12分26秒(UT)
(5枚目)22時12分28秒(UT)
撮影地:
パナマ、Playa Coronado
撮影機材等:
タカハシ FC-50 + エクステンダ、リコー XR-10M、富士写真フイルム リアラ(ISO 100)、富士写真フイルム D1アセテートフィルタ
コダックイメージパックCDにした後、フォトショップでトーンカーブ補正と90度回転
撮影者コメント:

第2接触直前から雲がかかりだし、コロナ、シャドーバンド、本影錐は見られませんでした。撮影時刻は1秒程度の誤差があります。


(からけん氏撮影の金環皆既日食の写真)

タイトル:
「極細リング」
撮影者:
からけん
撮影日時:
2005年4月8日 15時10分
撮影地:
パナマ ダビ
撮影機材等:
ソニー HVR-Z1J + ×2.2テレコンバータ
NTSCにダウンコンバート後フォトショップにて中心部をトリミング
撮影者コメント:

雲が多く撮影には辛い金環日食でした。

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