5月26日の半影月食 ギャラリー

【2002年5月27日 アストロアーツ】5月28日更新

(5月28日公開分)


(小山田博之氏撮影の半影月食の写真 1) (小山田博之氏撮影の半影月食の写真 2)

撮影者:
小山田 博之(星を観る会)
撮影時間:
(1枚目)21時11分、露出1/1000秒
(2枚目)21時45分、露出1/1000秒
撮影地:
神奈川県相模原市 青少年学習センター
撮影機材等:
ビクセン製 20cmバイザック(F=9→6.4)、ビクセン製 GP-D赤道儀、リコー TLS401、コダック ロイヤルゴールド100
●撮影者コメント:
同好会の仲間で楽しく見ていました。食の開始頃は雷雨でしたが、20時頃から雲が切れ始め、食の最大以降はほぼ満足に見ることができました。雷雨の後だったので透明度が非常に良く、食の最大時には肉眼でも本影に近い部分が薄暗くなっているのがわかりました。

(5月27日公開分)

5月26日に全国で半影月食が見られた。普通に見ていても「普段と比べてわずかに暗くなったかな?」という程度にしか暗くならない現象なので、月食であることに気づかなかった方も多いかもしれない。以下、皆様から送っていただいた写真を紹介しよう。(画像はクリックでオリジナルサイズで表示)


(河村俊一氏撮影の半影月食の写真 1) (河村俊一氏撮影の半影月食の写真 2)

撮影者:
河村 俊一
撮影時間:
(1枚目)21時02分45秒、露出オート(1/125.1秒)
(2枚目)21時59分53秒、露出オート(1/154.9秒)
撮影地:
大阪府大阪狭山市
撮影機材等:
ペンタックス製 7.5cm F6.7 EDHF 屈折、ニコン COOLPIX 995、XL28mm、ズームは望遠側(24.5mm F4.4)、ステライメージ2使用
●撮影者コメント:
食の初め頃は雲が多くて難儀だったが、幸いその後はほぼ快晴となり、その経過を見たり撮影したりできた。今回の食では何も起こっていないのではないかと錯覚するほど現象はかすかに思えた。しかし食の最大の頃とその1時間後の写真で、ティコの南あたりを見比べると食が起こっていることが納得できる。

(田子十兵衛氏撮影の半影月食の写真)

撮影者:
田子 十兵衛
撮影時間:
22時29分、露出1/1000秒
撮影機材等:
コルキット スピカ望遠鏡(口径3センチ) + ビクセン LV25 + 紫フィルターでコリメート、ミード デジカメアダプター、カシオ QV-3500EX(マニュアル露出、マルチ測光、F2、ピント:無限遠モード、感度設定:ISO 100)、固定撮影(架台:コニカ DASHVT315)、フォトショップ5.0.2で処理(カラー情報破棄・レベル補正)
●撮影者コメント:
初めてのデジカメ天体撮影で、初期設定に四苦八苦してしまい、9時15分・食の最大に撮るつもりが、10時半まで撮影がずれ込んでしまい、タダでさえ難関の半影月食が、殆ど判らないような写りでしかうつりませんでした!でも、流石にデジカメの威力、月の右隅やや下側に若干の暗部を認めます。スピカでちゃんと写ったのも感激です。

(江上勝典氏撮影の半影月食の写真)

撮影者:
江上 勝典
撮影時間:
21時05分、露出1/125秒
撮影機材等:
ペンタックス 75ED、ニコン クールピクス995、XL40アイピース、ISO 100程度、ステライメージにて画像処理
●撮影者コメント:
あまりにも明るいので、画像処理を少し強めにして暗くなっている部分を強調してみました。

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