北海道の木原天文台が、特異小惑星接近をインターネット中継

【2001年5月26日 木原天文台

北海道の名寄市の木原天文台では、地球に接近する特異小惑星1999 KW4の観望会を開催し、CCDカメラで捉えた小惑星の姿を、(有)ラフィネプランニングのボランティア協力により天文台からインターネット・ライブ中継を行なうことになった。

  開催日:5月26日(土)/27日(日) 両日とも午後9時〜10時まで
  場所:木原天文台
  *天候不良時は見ることができません

小惑星は火星と木星の間を回っているものが多いが、1999 KW4のような地球の近くまで接近する小惑星を「特異小惑星」と呼んでいる。1999 KW4は、5月25日〜26日にかけて地球にもっとも接近し、約500万キロ(月までの距離の約13倍)まで接近する。小惑星の直径は約3キロほどと小型だが、今回のような接近時には10等級ぐらいにまで明るくなるため、やや大きな望遠鏡を使うと、星ぼしの間を高速で移動していくようすを見ることができる。
 
*ライブ中継やより詳しくは以下を参照