日食シミュレーションソフト エクリプスナビゲータ Ver.2

6つのウィンドウで多角的シミュレーション

『エクリプスナビゲータ』には「地図」「経緯度表」「時刻表」「拡大表示」「天空表示」「カウントダウン」の6つのウィンドウがあり、共通の時刻系(経緯度表を除く)を用いて日食の諸現象を高精度に計算したりCGシミュレーションしたりします。さらに、このウィンドウを組み合わせて表示することで日食の概況を総合的に把握することが可能です。

「地図」ウィンドウ

「地図」ウィンドウ 世界地図に中心線、本影の南北限界線、地表に投影された本影錐を表示。地図は拡大・縮小、スクロール可能。

地図上をマウスクリックして観測地を選択、設定した観測地の値で全ウィンドウを再計算・再描画することができます。

「経緯度表」ウィンドウ

「経緯度表」ウィンドウ 日食帯の中心線、南北限界線を、1、5、10分間隔で、経度/緯度、中心線上での太陽高度・食分・継続時間の一覧表として表示します。

「拡大表示」ウィンドウ

「拡大表示」ウィンドウ 天頂、天の北極、天の南極のいずれかを上にして太陽を表示し、黄道や白道、月縁などを重ね合わせて日食の進行をシミュレーションします。皆既日食の際にはコロナやダイヤモンドリングがリアルなグラフィックで再現できます。

「天空表示」ウィンドウ

「天空表示」ウィンドウ 食分・惑星・1等星・上空に投影された本影錐をグラフィック表示します。正距方位図法、心射図法、全天の3つの描画モードに対応しています。

連続表示機能では時間間隔、焦点距離を設定し、画角を表示することで写真の構図の事前検討ができます。

「時刻表」ウィンドウ

「時刻表」ウィンドウ 選択した地点の日食(皆既・金環・部分)の接触時刻を高精度に計算、部分食のデータ(高度・方位、食分、位置角など)も表示できます。

「カウントダウン」ウィンドウ

「カウントダウン」ウィンドウ 各接触時刻までの残り時間を表示します。日食観測や写真撮影の手順を事前に練習したり、日食当日の観測現場での時刻管理に活用できます。

「読み上げ」を使えば、音声で各接触までの残り時間を知らせてくれます。

ウィンドウの連動

複数ウィンドウ 6つのウィンドウは同時に表示することができ、観測地や時刻系を変更すると自動的に計算・再描画(「経緯度表」のみ常に世界時)するので、日食の状況を多角的に判断することができます。

1秒〜1時間までの時間ステップ・間欠アニメーション、1〜60倍のアニメーション機能があり、1倍運転では日食の進行を事前体験できます。