森 栄二鷹の爪星雲 大とかげ星雲
Askar 65PHQを二台同架し、カラーカメラとモノクロカメラを使ったLRGB同時撮影システムで撮影。とかげ座のSh2-126は大とかげ星雲ともいわれているようです。日本では、鳥の足のように見えるので鷹の爪星雲として知られています。思っていたよりも大きくて淡いのと、カラフルなので、再度露出時間を延ばして撮影してみようと思っています。
#124782
2025年7月27日 2時0分0秒
露出 300秒
300秒x9枚 (2600MC UVIRカット) 、300秒x15枚 (2600MM UVIRカット)、ゲイン300、冷却温度 0度
カリフォルニア州 レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:その他 Askar 65PHQ
カメラ:ZWO 2600MC PRO
オリオン アトラス赤道儀、120MM-S (ガイドカム)、一台目: 2600MC PRO、ZWO EAF+温度センサー、ZWO EFW (UVIRカット )、二台目: 2600MM PRO、ZWO EAF+温度センサー、ZWO EFW (UVIRカットフィルタ)。温度1度変わる毎にフォーカス作業を実施(温度センサーは鏡筒に貼り付けて使用)
312mm
ステライメージ8、9。PhotoShop、PixInsight にて画像処理。ダーク補正、フラット補正等の画像処理。
モノクロカメラとカラーカメラを使ってLRGBの同時撮影を行っています。モノクロだけのほうが綺麗ですが、光害が時間とともに変わることや、トラッキングに伴う微妙な光軸のずれで長時間露出を行うと、LRGBの位置が完全に合わないことが多く、処理に手間がかかります。この方法では、色ずれが起きないのと、L画像の質がよいので、処理が簡単でカラーカメラのみの画像よりも滑らかな画像が得られます。