星ナビ5月号は「日本列島を駆け抜ける月の影」と「日食全経過写真」

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【2012年4月4日 アストロアーツ】

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2012年5月号が、4月5日(木)に発売されます。5月21日の金環日食まで1か月半。天文ファンだけでなく、世の中の関心も少しずつ日食に向けて高まってきました。一大天文イベントの感動と楽しさを多くの人と共有するためのノウハウをご案内します。


表紙

星ナビ2012年5月号表紙

中心線が通る東京のレインボーブリッジと、金環日食のシミュレーション画像で当日の様子をイメージしました。特集を参考に、金環の連続写真と景色の合成写真に挑戦してみませんか。

★ 全掲載内容の目次はこちら
「星ナビ2012年5月号」

金環カウントダウン特集「日本列島を駆け抜ける月の影」

金環カウントダウン特集「日本列島を駆け抜ける月の影」

地球の表面を移動する月の影(擬本影)を追っていくと、日食の進行と影の動きの関係がよくわかります。また、過去と未来における今回と同等規模の金環日食を探り、5月21日の金環日食がいかに貴重なものかを調べました。

金環カウントダウン特集「自然な雰囲気の日食全経過写真」

金環カウントダウン特集「自然な雰囲気の日食全経過写真」

金環日食を風景の一部として活かしたオリジナリティのある写真を撮りたい、と考えている人も多いでしょう。減光フィルターを付けなければ撮れない金環日食と、風景の融合をいかにして行えば良いのでしょうか?撮影から画像処理のテクニックまで紹介します。

金環日食を前に考える天文ファンの社会貢献

金環日食を前に考える天文ファンの社会貢献

世間の関心が高まり社会現象の兆しを見せ始めた「金環日食」を前に、私たち天文ファンが取り組むべきことはなんでしょうか。周りの人に勧めるならば、日食めがねの使い方や危険な太陽光線について正しい知識を持っておく必要があります。天文ファンの心構えを考察しました。

日本列島が見つめた日食史 蝕日本紀

日本列島が見つめた日食史 蝕日本紀

日本でも古来よりたくさんの日食が起こってきました。神話で表された皆既日食、源平合戦で空を暗くしたといわれる日食、やがて時代が進むと暦の研究や庶民の娯楽として日食が記録されるようになります。日食を日本史の視点からたどって見えてくるものとは。

宇宙の公案II 04「科学の限界と人類」

宇宙の公案II 04「科学の限界と人類」

今回の著者は公案Iの第09回で登場いただいた渡部潤一さんです。東日本大震災による地震・津波被害、そして原発からの放射線漏れの惨状は、科学や技術に対する信頼をも大きく揺るがすことになりました。福島県出身の渡部さんが、科学の限界とその可能性を再考察します。

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