4月17日〜5月5日 日立シビックセンター科学館で「さわれる天体写真展」

【2010年4月16日 アストロアーツ】

茨城県日立市の「日立シビックセンター科学館」では、2010年4月17日から5月5日まで、「さわれる天体写真展」が開催される。凹凸をつけた天体写真などが展示され、視覚障害者と晴眼者が一緒に宇宙の不思議を体験することができる。


《さわれる天体写真展 in ひたち 開催のお知らせ》

この度、常磐大学コミュニティ振興学部中村正之研究室および夢集団・星とロマンを語る会は、日頃の触覚型天文資料の研究成果の発表と触覚型天文資料の周知活動の一環で、日立シビックセンター(茨城県日立市)において開催されるイベントでこの「さわれる天体写真展」を開催することになりました。

この写真展は、星の世界を特殊な用紙に印刷し加熱することで印字部分が膨張し凹凸がつく立体コピー機を用いて、視覚障害者の方にも“さわって感じてもらう写真展”です。茨城県内では、すでに4回開催済みのイベントで、1か月前まで大洗町でも開催しておりました。

「さわれる天体写真展」は、実際に指の感覚だけを使って様々な天体写真を時間かけてさわっていただく、前例をみない写真展となっております。また、小さなお子様向けにも楽しめるエリック・カール氏の代表作 「はらぺこあおむし」の触覚型版(制作:常磐大学コミュニティ振興学部中村正之研究室)をさわって体験することができます。立体コピー機の体験コーナーもあわせて設置予定となっております。体験コーナーは、基本的に土日祝日を中心に設定いたしますので、詳しくは、現地係員までお尋ねください。

今回の写真展についての詳細は、次のとおりです。

■ 日時:
2010年4月17日(土)〜5月5日(水・祝)10:00〜18:00(入館は17:00まで)
※休館:4月26日(毎月最終月曜日)
■ 場所:
日立シビックセンター科学館 9F
JR常磐線日立駅徒歩3分 アクセス詳細
(科学館メインフロアは8Fですが、写真展会場は9F「サイエンススタジオ」付近です)
■ 入館料:
高校生以上510円、小中学生・65歳以上および障害者 310円(詳細
■ お問い合わせ先:
常磐大学コミュニティ振興学部中村正之研究室 担当:菊池、清宮
TEL: 029-232-2977
E-mail: tokiwa_nakamura@yahoo.co.jp

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