星ナビ6月号は「失敗しない日食撮影」と「ガリレオ衛星の相互食」
【2009年5月1日 アストロアーツ】
星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2009年6月号が、5月2日(土)に発売されます。日食の撮影を目指す人は、そろそろ準備にとりかかる時期です。「失敗しない日食撮影」を読んで、最適な機材を選びましょう。ガリレオ衛星の相互食シーズンも到来。今日もまた、新しい星空がめぐります。
表紙
高岡誠一さんによる「冬の大三角と浅間山火映」。色彩が乏しい星景写真の中で、噴煙に映る紅い色がアクセントになっています。
全掲載内容の目次はこちら → 「星ナビ2009年6月号」
失敗しない日食撮影&星界一受けたい天体写真講座 日食特別編
ハイクオリティな日食の画像を目指すには、じゅうぶんな考察と準備が必要です。特に海外に出かけての撮影では、機材の選択や軽量化が成否のカギ。用意するレンズは?遠征に適した架台は?バッテリーの数は? 撮影のノウハウだけでなく、スケジュールの組み立て方や、シャッターを切るタイミングも会得して、ダイヤモンドリングをモノにしよう!
衛星たちのかくれんぼ
ガリレオ衛星の相互食シーズンが始まりました。相互食は6年ごとに見られ、衛星の背後に他の衛星が隠れたり、衛星に他の衛星の影が落ちたりと興味深い現象です。ガリレオが望遠鏡を使って星空を観測してから400年、この記念すべき年に、ガリレオゆかりの衛星たちの競演を眺めてみましょう。
宙のまにまに情報 制作スタジオに潜入取材
“あの”正しい天文部漫画「宙のまにまに」のアニメ化が決定。星空は、望遠鏡は、正しく描かれるのでしょうか?天文ファンとして気になるポイントについてうかがうべく、制作を行っているスタジオコメットにお邪魔しました。
衝突が予想された小惑星のかけら 人海戦術で砂漠の隕石大捜索
昨年10月にスーダンに落下が予想された小惑星の、その後の行方を大捜索。砂漠に繰り出し、総重量約4kgの隕石を回収しました。詳しく分析することで、太陽系の成り立ちまでが見えてきます。
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