火星探査機「フェニックス」、8月4日打ち上げへ

【2007年8月3日 NASA News Release

フェニックスの着陸予定地

高度でぬり分けられた火星の地図。白く囲まれているのがフェニックスの着陸予定地。北緯68.35度、東経233.0度で、アラスカ北部とほぼ同じ緯度。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Washington Univ. St. Louis/Univ. of Arizona)

NASAは、8月3日に予定していた火星探査機フェニックスの打ち上げを、天候不良を理由に1日延期した。

新たな打ち上げ日時は、米国太平洋時間(以下同)8月4日午前2時26分34秒(日本時間午後3時26分34秒)、または午前3時2分59秒(同午後4時2分59秒)と発表された。

フェニックスのプロジェクト・マネージャーを務めるNASAジェット推進研究所のBarry Goldstein氏は、「われわれは、打ち上げを目指してこれまで4年間がんばってきましたから、とてもわくわくした気持ちです。しかし、打ち上げ後は、来年5月25日に控えている火星表面への下降と着陸に全神経を集中させることになります」と話している。