【新製品情報】セレストロンが自動導入望遠鏡 2機種を発売

【2006年6月1日 アストロアーツ】

株式会社タスコ・ジャパンでは、新世代自動導入天体望遠鏡 2機種を発売する。GPSと電子コンパス内蔵の従来機 NexStar11GPSの機能を継承したセレストロン CPC1100 GPS(XLT)は、セレストロン独自の技術を受け継ぎながらも、導入システム部分が新開発され、デザインも新しく、操作性も向上した。また、NexStar 4GT Special Editionは、自動導入望遠鏡として人気の高かった NexStar 4GTを進化させた新機種だ。


(CPC1100 GPS(XLT)の画像) (NexStar 4GT Special Editionの画像)

(上)CPC1100 GPS(XLT)、(下)NexStar 4GT Special Edition。ともにクリックで拡大(提供:株式会社タスコ・ジャパン)

株式会社タスコ・ジャパンから、6月1日に発売されるCPC1100 GPS(XLT)は、セレストロン独自の技術を受け継ぐ後継モデルで、搭載されているアラインメントは新開発の「スカイ・アライン・システム」。3つの恒星での初期設定を行い、対恒星時960倍の速度で高精度な自動導入を可能にしている。また、コントローラには4万個以上の天体の位置が記憶され、内蔵フラッシュメモリには、新天体のデータをウェブ上からダウンロードできる。光学系は、口径279mm、焦点距離2800mmのシュミットカセグレンを搭載。主鏡・副鏡には、従来のスターブライトコーティングより高性能なスターブライトXLTコーティングを施し、補正板には、より透過率の高い白板ガラスを採用したことで、鏡筒全体の仕様もアップグレードした。価格は8月末までのキャンペーン価格として、499,800円(税込)となっている。

また、卓上タイプの自動導入望遠鏡として人気の高かったNexStar 4GTが進化し、NexStar 4GT Special Editionとして登場する。すでに本日より予約販売が開始されている(6月26日出荷開始)。口径102mm、焦点距離1325mmのマクストフカセグレンを搭載した片持ちフォーク式の経緯台で、自動導入速度は、対恒星時960倍。コントローラには、4000個以上の天体が記憶されている。価格は従来機よりもプライスダウンの49,980円(税込)となっている。製品に関する問い合わせは、株式会社タスコ・ジャパンまで(TEL:03-3367-7131)。

《 製品仕様 》

CPC1100 GPS(XLT)

●仕様
口径:279mm/焦点距離:2800mm(F10)/ファインダー:8倍50mm/DCサーボモータ/導入速度:最高960倍/電源:DC12V
●価格
499,800円(税込)(キャンペーン記念価格 8月31日まで)

NexStar 4GT Special Edition

●仕様
口径:102mm/焦点距離:1325mm(F13)/等倍スターポインターファインダー/電源:単3型電池8本
●価格
49,980円(税込)

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