【投稿画像集 2】工藤・藤川彗星(C/2002 X5)

【2003年1月16日 アストロアーツ】3月11日更新

(栗田直幸氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
栗田 直幸
撮影日時:
2003年3月9日 18時56分〜19時4分、露出 2分×4コマ合成
撮影地:
山梨県大泉村
撮影機材等:
タカハシ FC125(f=1000mm、F8.0)直焦点、フジ FinePix S2 Pro(ISO 1600、JPEG FINE保存)、ビクセン アトラクス赤道儀で追尾
●撮影者コメント:
夕空の南西低空、ろ座に位置する工藤・藤川彗星の画像です。拡散した青緑色のコマのみで、8〜9等級でした。薄明中で、眼視では何とか存在のみがわかるだけです。

(中村正之氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
中村 正之(「夢集団・星とロマンを語る会」代表)
撮影日時:
2003年1月7日 5時25分、露出 6分
撮影地:
茨城県水戸市
撮影機材等:
BORG 100EDF4PH + Nikon FE、エクタクローム ダイナ400、StellaImage3にて処理
●撮影者コメント:
わずかながら尾が徐々に伸びてきているようです。

(森弘氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
森 弘
撮影日時:
2003年1月17日 5時50分1秒(JST)〜、露出 30秒×6枚コンポジット
撮影機材等:
15cm F5反射 + レデューサー(fl=645mm F4.3)、ビットラン BJ-30L冷却CCDカメラ(-20度に冷却)、LPS-P1光害カットフィルター使用、ステライメージ3にて加算平均コンポジット・デジタル現像・トーンカーブ調整等の画像処理
●撮影者コメント:
明け方高度が低くなってきたので最後の挑戦と思いAM5:00に起き望遠鏡に冷却CCDを取り付け待機しました。ステラナビゲーターで彗星が昇って来るのを確認したAM5:30過ぎに自動導入で彗星の方向に望遠鏡を向けました。AM5:42にフォーカスモードの1秒連続撮像のモニター上に彗星が現れましたので、AM5:50から30秒露出の撮像に写りましたが、あわてていたために構図がずれてしまいました。明るくなってきましたが、低空になってしまったのが残念です。

(野田司氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
野田 司
撮影日時:
2003年1月13日 5時26分〜、
露出 2分×2枚と1分30秒×2枚の計4枚をコンポジット
撮影地:
岩手県大野村
撮影機材等:
Aiニッコール ED 180mm F2.8S開放、フジ FinePix S2 Pro(35mm判換算450mm相当にトリミング)、ビクセン SP赤道儀にて追尾、CCD-RAW画像をBibble 2002にて16bit-TIFFに変換後、ステライメージ3にて4×4ソフトビニング、加算コンポジット、トーンカーブ調整などの画像処理
●撮影者コメント:
年明けから何回かチャレンジしていましたが、低空の雲に阻まれてなかなか見ることができず13日にようやく見ることができました。7×50双眼鏡では尾はわかりませんでした。
モノクロ反転、コントラスト強調した画像。コメント:尾が分かりやすいようにモノクロ反転・コントラスト強調してみました。ソフト上での簡易的な測定で、尾の長さは2.5度〜2.8度ぐらいあるようです。)

(遠藤渉氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
遠藤 渉
撮影日時:
2003年1月5日 5時35分、露出 15秒
撮影地:
千葉県 九十九里浜大網白里海岸
撮影機材等:
Canon G2(7-21mm F2.0-2.5)を7mm F2.0で使用、ミザール 80S アクロマート(D=80mm f=560mm)、ビクセン LV25mm、ビクセン GP赤道儀(ガイドパック)、コリメート撮影、2カットコンポジット(Photoshop6.0)
●撮影者コメント:
明け方8×24双眼鏡で探し、望遠鏡に導入しました。黄砂が続いているのか、あるいはその他の要因なのか、昨年から空の透明度がいまいちですね。 星の写真を撮りながら環境問題を考えています。

(山田哲司氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
山田 哲司
撮影日時:
2003年1月12日 5時57分〜、
露出 (L画像)3分×1枚と1分×4枚、(RGB画像)30秒×2枚ずつ
撮影地:
兵庫県佐用町 西はりま天文台公園
撮影機材等:
キヤノン EF 300mm F2.8開放、ビットラン BJ-41L(-20度に冷却)、ビクセン GPDで自動ガイド、RGB画像は2×2ビニング
●撮影者コメント:
工藤・藤川彗星は、低空で霞+うす雲+薄明で難儀しました。肉眼でもファインダーでも確認することができませんでした。それにしてもかなりイメージが小さいなぁ。

(佐藤心一氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
佐藤 心一
撮影日時:
2003年1月3日 6時30分、露出 16秒×4枚合成
撮影地:
北海道増毛郡増毛町
撮影機材等:
ビクセン R200SS(D=200mm fl=800mm 反射)、ビクセン GPD-PC赤道儀、オリンパス C-3030ZOOM(ISO 400相当)、LV10にビクセン製デジカメアダプターを装着し撮像、Photoshop6.0で画像処理
●撮影者コメント:
星ナビの天文ニュースで彗星のことを知り晩に珍しく晴れていたので撮影してみました。望遠鏡の向けた方向にちょうど電線があったので画像にムラができてしまったのと少しピンボケぎみなのが残念でした。16秒露出なので画像処理が結構無理矢理です。

(さじアストロパーク撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
さじアストロパーク
撮影日時:
2003年1月9日 6時5分(撮影中央時)
撮影地:
鳥取県佐治村 さじアストロパーク
撮影機材等:
ペンタックス 105SDHF、冷却CCDカメラAp-7p、R・V・Bフィルター
●撮影者コメント:
薄明のため、バックの色がやや悪くなっていますが、北の方向に伸びる細長い尾をとらえることができました。(さじアストロパーク 織部隆明さん)

(永井佳実氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
永井 佳実
撮影日時:
2003年1月9日 5時30分、露出 3分
撮影地:
山梨県大泉村(標高約1100m)
撮影機材等:
オリンパス OM-1、ズイコー200mmF4、フジカラー ズームマスター800、スカイメモNSによりガイド
画角約横4.5゜×縦2.6゜にトリミング、画面上が地平座標の天頂方向
●撮影者コメント:
低空で見え方はどうかな、と思いましたが、恒星状に近い集光した姿で、5cm双眼鏡でよく見えました。この写真ではP.A.350度方向(左上方向)に20分角ほどの尾がなんとなく見えます。撮影後すぐ薄明が始まってしまいました。見える時間が短いのがちょっと残念な彗星です。

(中村正之氏撮影の工藤・藤川彗星の写真)

撮影者:
中村 正之(「夢集団・星とロマンを語る会」代表)
撮影日時:
2003年1月5日 5時25分、露出 5分
撮影地:
栃木県小川町
撮影機材等:
BORG 100EDF4PH + Nikon FE、Kodak Royal Gold 400、PC処理
●撮影者コメント:
3cm双眼鏡で十分に確認できるので、5等級の明るさがあることは確実。核の動きが速い。