アトランティス号、ISSにエアロックを取りつけ帰還

【2001年7月25日 宇宙開発事業団 (2001.07.25)

国際宇宙ステーションにエアロックを取りつける任務を終えたスペースシャトル・アトランティス号 (STS-104/国際宇宙ステーション組み立てミッション7A) はアメリカ東部夏時間7月24日午後11時39分(日本時間7月25日午後0時39分)、フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)に無事帰還した。飛行時間は12日と18時間36分だった。

これまでのISS関連の船外活動は全てシャトルのエアロックを利用したものだったが、今回アメリカ製エアロック「クエスト (Quest)」が取りつけられたことにより、ようやくISS単独での船外活動が可能となった。

なお、今回のミッションは、取りつけ後のエアロックに発生した軽微な水漏れと空気漏れの対策のため1日延長され、さらにアメリカ時間23日には着陸地点であるKSCが天候不順だったためにもう1日延長されていた。

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