コンプトンの投棄計画が決定

【2000年5月29日 NASA (2000/5/26)

NASAのコンプトン・ガンマ線天文台衛星の投棄計画が決定した。それによると、5月31日から6月4日にかけて4回に分けてエンジン噴射を行ない、6月4日、ハワイ南東4,000kmの無人の海上の上空で大気圏に再突入させる。17トンもある大型のコンプトンは、大気圏再突入後も燃え尽きず、大小合わせて6トン以上の破片か地表に到達すると見積もられている。破片は大きなもので数百kgに達する。

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