姫路市の「星の子館」で移動式デジタルプラネタリウムがデビュー

【2010年11月22日 アストロアーツ】

姫路市にある宿泊型児童館「星の子館」に移動式プラネタリウムが登場した。11月13日に行われた初投影では、全10回の投影がすべて満員となり、計300人の来場者がドームに映し出された満天の星を楽しんだ。


(展開したエアドームの画像)

姫路港にちかい「みなとドーム」の屋内に展開したエアドーム。クリックで拡大

観客のようす

観客のようす(定員は30人だが毎回の投影が満員となった)。クリックで拡大

投影中のドームのようす

投影中のドームのようす(投影はデジタルのみ、星座線や星座絵も思いのままに投影することが可能だ)。クリックで拡大

去る11月13日(土)に、姫路市宿泊型児童館「星の子館」の移動式のデジタルプラネタリウムがデビューした。

この日に姫路みなとドームで開催されたイベント「わくわく☆ひめじあそびのパラダイス」では、“親子で思いっきり遊ぶ”をテーマに様々なコーナーが用意された。

なかでも、「星の子館」の移動式デジタルプラネタリウムを使った移動投影では、約2時間半の間に10回の投影が行われ、約300人の親子連れが束の間の星空を楽しんだ。直径5mのドーム内で、木星への接近やドームいっぱいに広がる満天の星を目の当たりにした観客から歓声が響きわたり、大成功のお披露目となった。

このシステムは天窓工房製の「Stella-Studio100」で、直径5mのエアドームと投影用のプロジェクタ、それにステラドームのセットとなっている。

「星の子館」では、年度内に同市内において今後4回の移動投影を行う予定で、プラネタリウムを通じて星空や宇宙への関心が高まり、来館者が増えることを期待している。