「宇宙エレベータ」日本語字幕つきの特別上映が実現

【2008年12月16日 はままつユニバーサルデザインフェア実行委員会】

全天周映画「宇宙エレベータ 〜科学者の夢みる未来〜」は、宇宙にエレベータで行けるようになった近未来を舞台にした、フルCGのオリジナルアニメーションだ。「はままつユニバーサルデザインフェア」実行委員会では、この作品を聴覚に障害のある方にも楽しんでもらおうと、日本語字幕つきの特別上映を2009年1月25日に行う。


(字幕制作が進む「宇宙エレベータ」のシーン)

字幕制作が進む「宇宙エレベータ」のシーン。クリックで拡大(提供:© 2007 日本科学未来館 / ウォーク / エッグボックス / シブヤテレビジョン、© Studio Kajino)

「宇宙エレベータ〜科学者の夢みる未来〜」の主人公は中学生未来(ミク)。生まれて初めて宇宙エレベーターに乗り、地上4000kmの宇宙ステーションへ行こうとする。が、途中で思わぬアクシデントに見舞われ、ひとりぼっちで宇宙へ旅立つことになる。観客は、主人公を中心に展開するアニメーションを通じて、科学者たちが描く近未来の世界をたのしむことができる。

「はままつユニバーサルデザインフェア」実行委員会では、この全天周映像画を聴覚に障害のある方にも楽しんでもらおうと、来年1月25日に日本語字幕つき特別上映を浜松科学館で行う。同作品を字幕つきで見られるのは、これが全国で初となる。

この特別上映は、「はままつユニバーサルデザインフェア」実行委員会が企画し、日本科学未来館(毛利衛館長)の企画協力および、浜松科学館(大塚哲雄館長)の技術協力により実現した。同科学館が保有する統合型プラネタリウムシステムGeministar IIIにより2台の電動プロジェクタをプログラム制御することで、字幕と本編が重ねられて上映される。

日時は2009年1月25日の13時00分および16時00分の2回で、料金は浜松科学館の一般上映と同額。なお、障害者手帳の所持者およびその介助者1名までは無料となる。

《上映館情報》

日時:
2009年1月25日(日)
第1回:13:00〜、第2回:16:00〜(チケット販売はそれぞれ10分前まで)
会場:
浜松科学館(JR東海道線・東海道新幹線浜松駅より徒歩7分)

※この情報は、フェア実行委員会よりお送りいただきました。

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