NPO花山星空ネットワークが会員を募集、オリジナル絵はがきの販売も開始

【2007年11月12日 京都大学 ニュースリリース

京都大学附属の花山天文台(京都市山科区)を利用し、天文学の普及活動を行っているNPO法人花山(かざん)星空ネットワークは、活動の維持と拡大を目的に、会員の募集を呼びかけている。また、四季の風景と花山天文台を写真におさめた絵はがきセットの販売を開始した。


京都大学附属の花山天文台は、日本で3番目に大きな45センチメートル屈折望遠鏡があり、来年で創設80周年を迎える。

同天文台では、日ごろ市民や学生から見学や観望会の依頼が絶えることがない。そのため、昨年からボランティアによる観望会の運営を開始。さらに今年6月には、正式にNPO法人花山星空ネットワークを発足させ、その後も同ネットワークによる観望会や見学会、講演会などを活発に行っている。

観望会に参加した多くの市民からは、もっと観望会や一般公開の回数を増やしてほしいとの要望が多数寄せられている。しかし一方で、同ネットワークに登録している会員数が少ないため、現在運営資金の調達という深刻な問題を抱えている。

そこで、花山星空ネットワークでは、活動の維持と拡大を目指し、広く市民からの寄付と賛助会員を募集することとなった。また、花山天文台と四季の風景をテーマにした絵はがきの販売も開始し、収益を活動費用にあてることにしている。

花山天文台とNPO法人花山星空ネットワークでは、観望会や見学会の開催を通じた天文学および自然科学の普及推進のため、支援と参加を強く呼びかけている。なお、寄付や賛助会員入会の手続き、絵はがきの購入方法については、以下の「京都大学 ニュースリリース」を参照のこと。

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