ホクレア号、沖縄に到着!

【2007年4月27日 アストロアーツ】

(ホクレア号到着のようす)

沖縄に到着したホクレア号のクルー。クリックで拡大

古代ポリネシアの遠洋航海カヌーを復元した「ホクレア号」は、コンパスやGPSなどの近代的な道具や航法を一切使わずに、風や雲、波を読み、星々の動きから緯度と方向を導き出して航海を行っている。今年の1月にハワイ島を出発したホクレア号は、星の航海術を使ってミクロネシアの島々を訪ね、日本へと向かっていた。

4月24日火曜日深夜1時5分。ホクレア号は大勢の地元の方々の歓迎の中、沖縄県糸満漁港北地区に無事入港した。これから、熊本-長崎-福岡-山口-広島-愛媛-横浜の各港に寄り、各種イベントを行う予定だ。星々をたよりに海を越えてきたクルーたちを、みなさんも歓迎していただきたい。

天体からどのように緯度や方角を知るのかは、星ナビ2007年5月号で詳しく解説している。