12月11日(土)、「かに星雲を見よう会 超新星出現950年祭」を開催

【2004年11月17日 アストロアーツ】

「かに星雲」超新星爆発より950年となる今年、12月11日(土)に滋賀県多賀町のダイニックアストロパーク天究館で超新星出現950年祭が開催される。

このイベントでは、かに星雲をテーマとした講演とシンポジウムの他、ポスターセッション、彗星作り、星座絵工作なども予定されている。なお、観望会では、かに星雲以外に、土星、すばる、アンドロメダ大銀河などを観望する。以下に概要を掲載するが、詳細については直接お問い合わせのこと。

<かに星雲を見よう会 超新星出現950年祭 概要>

今から950年前、1054年7月4日に出現した異様に明るい星は昼間でも輝いていたそうです。これを見た都の陰陽師や僧侶たちは不吉な前兆と恐れ、加持祈祷に走り回っていたことでしょう。その後、この星のことは人々の視界からも記憶からも消えてしまいましたが、約900年を経てから超新星残骸「かに星雲」として脚光を浴び、現代宇宙物理学の進展にひじょうに重要な貢献を果たしています。かに星雲の正体は重量級の星の華麗にして壮絶な最期の姿だったのです。

主催:
多賀町教育委員会
後援(予定を含む):
天文教育普及研究会近畿支部、東亜天文学会、コニカミノルタプラネタリウム株式会社、株式会社アストロアーツ、京都新聞社
日時:
2004年12月11日(土) 14時〜
場所:
ダイニックアストロパーク天究館
スケジュール:
14:00〜15:30 講演とシンポジウム「950歳のかに星雲――華麗にして壮絶なる星々の終末」
16:00〜18:00 イベント(彗星作り、星座絵工作、星座絵年賀状、かにソング、天文クイズなど)
19:30〜21:30 観望会(かに星雲、土星、すばる、アンドロメダ大銀河など
入場料:
無料
観望会参加費:
大人200円、小中学生100円
問い合わせ先:
Tel: 0749-48-1820

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